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【念願の連ドラ初主演】日本酒の魅力にハマったTHE RAMPAGE藤原樹のお気に入りの銘柄は?

CREA WEB / 2024年12月27日 11時0分


藤原樹さん。

 THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する藤原樹が連続ドラマ初主演! 祖父が遺した日本酒店を継ぎ、日本酒を通して、不器用ながらも成長していく主人公を演じる彼が見どころとともに、グループデビュー前の苦労時代なども振り返ってくれました。


ダンスにハマり、THE RAMPAGEのパフォーマーに!


藤原樹さん。

――小学2年生のときにダンスを習い始めた藤原さんですが、幼い頃の夢は?

 ダンスを始める前は、父の跡を継ぎたいと思っていました。小2のとき、運動系の習い事もさせたかった母から「ダンス習いなさいよ」と言われました。もともと、5歳上の姉が習っていて、僕は3つ子なのですが、3人同時で習うことになったんです。

 ただ、当時の僕は「ダンスは女の子がするもの」と勝手に思っていて、実際に通い始めたスクールにも女の子しかいなかったんです。だから、最初はかなり抵抗感がありました。

――その後、ダンス好きになり、ダンサー(パフォーマー)になりたいと思ったきっかけは?

 ダンスを始めて、1年ぐらいのあいだにホールでの発表会に出たり、ショッピングモールでのイベントで踊ったりしたことで、人前で踊ることの楽しさを知って、そこからハマりました。母に「もっと大きなステージで踊りたい」と言ったことを覚えています。

 姉の影響でEXILEさんを知って「なんて、カッコよくダンスを踊る人たちなんだ!」と衝撃を受け、小6のときにLDHのダンススクール(EXPG STUDIO)に入りました。

 中2ぐらいからは、先輩GENERATIONSさんの「夢者修行」のバックダンサーとして全国を回ることになったのですが、学業と両立することが大変でした。でも、中学の先生も応援してくれて、なんとかやることができました。

――14年、EXILE新メンバーを選出する「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」に応募されたことを機に、最終的にTHE RAMPAGEのパフォーマーに選出されます。

 最初は候補メンバーで、今度はTHE RAMPAGEとして全国を回る「武者修行」をし、そこから正式メンバーになれたことは嬉しかったです。ただ、僕たちがまだまだ未熟だったこともあり活動休止になり、メンバーそれぞれが実家に帰ることになったんです。

 僕は福岡のEXPGで、ダンススタジオを掃除したり、生徒さんをサポートしたり、スタッフ業務をしていました。「もしかしたら、このまま解散するかもしれない」と思いながら過ごす、先の見えない2カ月は本当に辛かったです。

役者として認知された「明日カノ」のホスト役


藤原樹さん。

――その後、17年にデビューを果たし、破竹の勢いで現在の人気を確立されますが、転機となった出来事は?

 19年、初めてのアリーナツアー(THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 "THROW YA FIST")です。初日にステージに立ったときの歓声や景色は忘れられません。その後も、有難いことに毎年アリーナツアーをやらせていただいているのですが、「デビュー前はいろいろあったけれど、ここまで頑張ってきてよかったな」って思うことができた瞬間でもありました。

――その一方で、デビュー後は俳優としての活動もされています。

 グループに入る前から、演技レッスンをEXPG STUDIOで受けていましたし、俳優業をされている先輩方も多いので、心のどこかで「自分も演技をやりたい」と思っていました。

 最初の演技の仕事は、舞台(「あたっくNo.1」)だったので、正直なところ、あまり想像がつかなくて、「どうにでもなれ!」といった気持ちでやったことを覚えています。もちろん稽古はキツかったのですが、本番での生感やダンスパフォーマンスとは違うセリフを発することによる表現が、とても新鮮に感じられ、そのときの高揚感がたまりませんでした。それがとても楽しくて、今後もやりたいと思いました。


藤原樹さん。

――その後、18年のドラマ「PRINCE OF LEGEND」ではTeam ネクストのダンス王子ゴールドこと日浦海司役を、22年のドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」では売れっ子のホスト・ハルヒ役を演じられました。

「PRINCE OF LEGEND」のときは、すでに舞台を何本かやっていたので、演技にちょっとだけ自信があり、舞台での経験を生かそうとしたのですが、初めての映像作品ということで、「撮り方や芝居がこんなにも違うのか?」と悩まされました。あまりに大変すぎて、演技がちょっと嫌いになりそうでした(笑)。

「明日カノ」は人気マンガが原作だったこともあり、僕のことをいろんな人に知ってもらえた作品になりました。今でもお店行ったときなどに、店員さんから「「明日カノ」見てました」と言われますし、THE RAMPAGEの藤原樹ではなく、ハルヒとして認知されていることは、やっぱり嬉しいです。演技的には、今思えば「もっとやれたかも?」と思いますが、当時の自分としてはできることはすべてやりました。

擬人化された日本酒たちに振り回される初主演ドラマ


藤原樹さん。

――そして、2025年1月から放送されるドラマ「あらばしり」では、祖父が遺した日本酒店を継ぐ吟役で、連続ドラマ初主演を務められます。

 念願の連ドラ主演なので、お話をいただいたときは嬉しかったですし、とにかく気合いを入れて頑張ろうと思いました。プレッシャーがないことはないですけれど、そこまで深く考えずにやりました。

 クランクインする前に、原作の(橘)ケンチさんが日本酒会を開いてくださって、このドラマに出てくる6種類の日本酒を飲み比べしました。今まで、しっかり日本酒を飲んだことなかったので、そこで初めて日本酒の美味しさや奥深さを知ったうえで、撮影に入ることができました。

 それで吟という役を演じて、擬人化された日本酒たちと毎日のように触れ合うことで、やっぱり日本酒好きになりました。


藤原樹さん。

――そんな藤原さんにとって、日本酒の魅力とは?

 今では仕事終わりに一人でも飲んでいるんですが、最初に6種類を飲んだときに「こんなに日本酒の味や種類って、いろいろあるんだ」と思いました。

 甘くて飲みやすいものもあれば、料理に合う辛口もあるし、温度によって味が変わったり、本当に奥深いんです。6種類の中で、僕のいちばんの好みは「赤武」です。フルーティーな味わいなのですが、甘すぎず、重すぎず、すっきりとした味わいです。

――どんな新しい藤原さんが見られる作品になると思いますか?

「明日カノ」のホストだけでなく、『HiGH&LOW THE WORST X』でも卑怯な役でしたし(笑)、これまで普通の人を演じることがあまりなかったので、割と素に近い吟に注目してもらえたら嬉しいです。

 そして、最初は振り回されっぱなしの吟と日本酒たちの関係性や絆。それを経て、いろいろな困難や壁を乗り越えて成長する姿を共感しながら見てほしいと思います。

アクション作品への憧れ


藤原樹さん。

――THE RAMPAGEのパフォーマーとして、そして藤原樹としての今後の展望や希望を教えてください。

 グループとして、結成10周年を迎えた今年は、とても良い年になりました。2025年は11年目になるのですが、これからも頑張っていかないといけないですし、アリーナツアーがありつつ、次の目標であるドームツアーに向かって、メンバー16人が仲良くやっていけたらと思いますね。

 個人的にはこれまで観光大使、アクセサリーデザイン、飼い猫との写真集など、僕がやりたいことをやらせてもらって、今度はドラマ主演ですから、本当に有難いことです。役者として、もっといろんな作品に出て、僕の成長に繋げたいですし、知名度を上げることで、グループに還元するというか、THE RAMPAGEのライブに来てもらえるような存在になりたいです。


藤原樹さん。

――俳優として、憧れの先輩がいれば教えてください。

 『るろうに剣心』を観て好きになった佐藤健さんです。もともとアクションや殺陣が好きだったのですが、佐藤さんのアクションがめちゃくちゃ凄くて、僕もいつかは『るろ剣』みたいなアクションや殺陣のある舞台や映画に出演したいです。体力だけは自信があるので!


藤原樹(ふじわら・いつき)

1997年10月20日生まれ。福岡県出身。2014年、「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」を経て、THE RAMPAGEのパフォーマーになる。俳優としての出演作に、「PRINCE OF LEGEND」(18~19年)、「明日、私は誰かのカノジョ」(22年)、「日本統一 関東編」(23年)、『HiGH&LOW THE WORST X』(22年)などがある。

文=くれい響
写真=末永裕樹

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