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【贈りもの上手の「ベストギフト」10選】ふわもこルームウェアから天国の香りのようなバスソルト、革製のダルマまで!?

CREA WEB / 2024年12月29日 11時0分

 今年も、50名以上の贈りもの上手な皆さんにお気に入りのアイテムやセレクトのコツを伺いました。おいしいものから日々を豊かにしてくれる雑貨、憧れのファッションアイテムまで600点以上が勢揃い! 「CREA」2025年冬号より一部をご紹介します。


「もらっていちばん嬉しかった贈りものは?」「いちばん驚いたのは?」「いちばん数多く贈ったのは?」

 贈りもの上手なあの人が贈ったもの、もらったものの中で「いちばん」心に残ったギフトについて伺いました。


カフェ愛好家 ヴォーン・アリソンさんのいちばん喜ばれた贈りもの

◆Hender Scheme「key neck holder」


key neck holder H7.5×W8cm 各11,000円/Hender Scheme

■日常を豊かにしてくれるアイテムを大切な人にも

「お店をオープンしたとき、毎日使う大切な鍵をなくさないようにと、しっくりくるキーホルダーを探していました。そんなときに出会ったのがこちら。見た目の美しさだけでなく、メイドインジャパンならではの確かな品質。

 革の風合いと丁寧なつくりがとても気に入り、自分だけでなく大切な人たちにもプレゼントしたところ、みんな予想以上に喜んでくれました。

 私にとっても、贈った人たちにとっても、日常をちょっと豊かにする特別な存在になっています」(ヴォーン・アリソンさん)

Hender Scheme(エンダー スキーマ)

https://online.henderscheme.com/

ヴォーン・アリソンさん

音楽プロモーター、モデルなど多方面で活躍。東長崎のカフェ「MIA MIA」、ライフスタイルブランド「COFFEE TIME WITH VAUGHAN」、雑貨屋兼ギャラリー「I AM TOKYO」のオーナー。

雑貨コーディネーター オモムロニ。さんのいちばん数多く贈ったもの

◆KONCENT「ハンカチエプロン」


ハンカチエプロン 1,980円/KONCENT

■気づいたら20人以上にはプレゼントしています

「これまで老若男女20人にはプレゼントしたと思います。一見普通のシンプルなハンカチなのですが、裏に長さの調節できる紐がついていて、いわゆる前掛けエプロンとして使えます。

 食べこぼしが多い自分用に買い、かなり便利だったので毎日持ち歩いていたところ、一緒に食事をしていた友人たちに『なにそれ、すごくいいね!』と評判で。ならばと、自分の実感を添えて人にプレゼントするようになりました」(オモムロニ。さん)

 いつもはハンカチ、ときどきエプロン。お気に入りの服を守るアイテム。

KONCENT

https://koncent.jp/

オモムロニ。さん

独自のアンテナと情報収集力で雑貨やギフトのセレクト、商品コーディネートや執筆など幅広く活動。著書『DAILY GIFT BOOK 気持ちが伝わる贈りものアイデア』(文藝春秋)。

キュレーター チョ・ヘスさんのいちばん嬉しかった贈りもの

◆GELATO PIQUE「ルームウェア」


パウダービスケットJQDプルオーバー 9,020円/gelato pique 表参道ヒルズ店

■ふわふわでもこもこの肌触りに包まれる安心感

「来日して1年も経たないころ、日本で出会った友人からもらった誕生日プレゼントです。

 東京の冬は寒くて、寂しくて、当時はよく眠れませんでした。そんななか、このやわらかくてふわふわした手触りは、新しく出会った人たちからいただく温かさのようで、安心できました。

 そして少しずつ、悪夢を見ることはなくなったのです」(チョ・ヘスさん)

gelato pique 表参道ヒルズ店

所在地 東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ店B2F
電話番号 03-6384-5215
営業時間 11:00~20:00
定休日 施設に準ずる

チョ・ヘスさん

日韓を拠点に活動するインディペンデント・キュレーター。展示、アートプロジェクト、ライティング、翻訳文を発表している。Instagram:@hyesu.hyesu

写真家 平野太呂さんのいま、いちばん欲しいもの

◆Campanella「釣り竿 C3703CL」


C3703CL(Classic Lightシリーズの3ピース7ft3番)39,600円/Little Bell

■初心者にも、中上級者にもおすすめの逸品

 写真家の平野さんが、「宮沢賢治が歩いていそうな岩手の川沿いの小さな工房で、一から手作り。自分たちでカーボンロッドの釜を持って作っているブランドです。作り手の顔がわかり、信頼できる。誰かください!」と推薦してくれたのが、Campanellaの釣り竿。

 70年代初頭に登場した初期のグラファイトロッドを彷彿させる、胴にしっかりと乗るミディアムスローアクションを再現したクラッシックライトシリーズ。タイミングが取りやすく、非常に投げやすいアクションでエントリーモデルとして最適ながら、ファストなアクションのロッドに飽きた中上級者にもおすすめできる逸品。

 キャスティングからランディングまで、フライフィッシングの楽しさの原点に回帰できるロッドで、標準仕様はアンサンド、オールコルクのグリップ&リールシートという無駄なものは一切ないシンプルな仕上げに。釣好きのあの人へ贈りたい。

Little Bell

所在地 岩手県紫波郡紫波町上平沢字川原田23-36
電話番号 019-613-5655
営業時間 9:00~17:00
定休日 日曜、祝日
http://www.campanellafishing.com/

平野太呂(ひらの・たろ)さん

写真家。1973年生まれ。数々の雑誌や広告で活躍。釣り好きが高じ、水辺の同人誌『off the hook』を仲間と刊行。

シンガー 野宮真貴さんのいちばん嬉しかった贈りもの

◆FREDERIC MALLE「PORTRAIT OF A LADY」


PORTRAIT OF A LADY 100mL 53,130円/FREDERIC MALLE

■官能的な美しさを喚起させる贅沢なパルファム

「私の50代最後の誕生会で、『還暦になったらしてほしいこと』というお題でゲストの方からメッセージを募ったところ、薔薇園をつくってほしいという言葉とともに贈られたのが『貴婦人の肖像』という名の香水。贅沢なローズが香る貴婦人のような60代になりたい! と思わせてくれました。

 プレゼントには“いま”という意味もありますが、この香水は“未来”の私を想像してくださった素敵な贈りものです」(野宮真貴さん)

 ローズエッセンスとパチュリをふんだんに処方したフレグランス。

FREDERIC MALLE

https://www.fredericmalle.com/

野宮真貴(のみや・まき)さん

ピチカート・ファイヴボーカルを経て、現在はソロで音楽、エッセイ、コスメのプロデューサーなど精力的に活動。2025年3月7、8、14日にビルボード東京・大阪にてライブツアーを予定。

ライター 野尻和代さんのいま、いちばん欲しいもの

◆gyunyuya「ORDER CAT」


gyunyuyaのORDER CAT 99,000円(写真はサンプル)/gyunyuya

■愛猫をデフォルメして、世界でひとつだけのぬいぐるみに

「知人宅で、その方が飼っている猫のオーダーメイド作品を見て、gyunyuyaさんのぬいぐるみを知りました」と、愛猫家でライターの野尻さん。

 送った愛猫の写真をもとに、生地選び(染色)からパーツ調整および塗装、型紙おこし、制作、仕上げまで、工程のすべてをモデルとなる猫に合わせて作ってくれるので、世界でたったひとつのぬいぐるみが誕生する。

 顔の向きやヒゲの有無を選ぶことができるなど、細かなところまでオーダーが可能で、猫たちの特徴を生き生きととらえ、リアリティのある愛しさの表現を追求するその作品にファンも多い。

 猫が落としたヒゲやまゆげをぬいぐるみに刺してストックできる、ヒゲがないタイプ "猫のおヒゲをストックちゃん"もユニークな作品だ。手元に届いてから、自身で愛猫のヒゲを作品に刺して完成。愛猫の分身のような一体は、かけがえない宝物になるはず。

「独特のチャーミングな雰囲気に心惹かれました。我が家の愛猫の“ヅラ感”やカギしっぽを含めたかわいらしさを、gyunyuyaさんの世界観でいつか表現してもらいたいです」(野尻和代さん)

gyunyuya

メールアドレス info.gyunyuya@gmail.com
通販のみ ※年に何度か不定期で受注受付。受注受付の際はInstagramなど、各SNSでお知らせ。
HP:https://gyunyuya.org/

野尻和代(のじり・かずよ)さん

ファッション、インテリア、旅、スイーツなど女性の心がときめくモノ、コトをテーマに編集、執筆。猫好き。

ビームスクリエイティブ ディレクター 牧野英明さんのいちばん嬉しかった贈りもの

◆Shokz「Shokz OpenRun」


Shokz OpenRun(イヤホン本体26g)17,880円/Shokz

■わずか26gの骨伝導イヤホンは、ランナー必携アイテム

 CREA冬号「贈りもの」特集「メンズギフト」企画にて、「スポーツ好きの方への贈りもの」の推薦者を務めてくれた牧野さんが、「ランナー必携アイテム」とイチオシする骨伝導イヤホン。

 Shokz(旧AfterShokz)の大ヒットモデルだったAeropexに、急速充電機能を搭載した骨伝導イヤホンで、10分の急速充電で最大1.5時間のリスニングが可能。急いでいるときでもすぐに充電して使用できるのは嬉しい。

 重量はわずか26gで、手にするとその軽さに驚くはず。快適なオープンイヤーソフトタッチのシリコンコーティングと超軽量設計でストレスフリー。

 耳を塞がないオープンイヤーデザインは、音楽と周囲の環境音を同時に聞くことができるので、街中でのランニング中にも快適だ。全4色展開。

Shokz

https://jp.shokz.com/

牧野英明(まきの・ひであき)さん

ビームス歴20年。カジュアルからドレスまで経験し、現在は「いつでも10km走れるコーディネート」がモットーのシリアスランナー。

表現商社アタシ社代表 ミネシンゴさんのいちばん驚いた贈りもの

◆Hender Scheme「daruma 1go」


daruma 1go 36,300円/Hender Scheme

■人生の大切な時間を共有できる革製のダルマ

 編集者でもあり、自身のお店も経営するミネシンゴさんが、「もらっていちばん驚いた」というのが、革製のダルマ。革小物などを中心としたプロダクトを展開する日本のユニセックスブランドHender Schemeのアイテムだ。

 濡らしたレザーを乾燥させ、収縮させることで立体成型する伝統的な「ウェットフォーミング製法」を用い、成型用の型は3Dプリンターで制作。伝統と現代の技術をフラットに取り入れ組み合わせるものづくりは、Hender Schemeのテーマであるニュークラフトを体現している。

 伝統的なダルマの規格にのっとった1号、2号の2サイズを展開。ベジタブルタンニン鞣しのカウレザーを採用し、そのなめらかなフォルムを壊さないよう、すべての工程を手作業で丁寧に。縫製後にはコバを揃えて磨かれ、美しく仕上げられている。

「一生付き合える革のダルマです」(ミネさん)

スキマ 恵比寿

所在地 東京都渋谷区恵比寿2-17-20 長谷川ビル1F
電話番号 03-6447-7448
営業時間 14:00~20:00
不定休
https://online.henderscheme.com/

ミネシンゴさん

表現商社アタシ社代表。出版、編集、店づくりに携わる。セレクト書点と美容室を融合した「本と美容室」、たい焼き屋などを経営中。

小説家 山内マリコさんのいちばん数多く贈ったもの

◆サンタ・マリア・ノヴェッラ「バスソルト ザクロ」


バスソルト ザクロ 500g 7,700円/サンタ・マリア・ノヴェッラ

■香りで癒される優雅なバスタイムをギフトに

「自分がもらっていちばん嬉しかったのが、このザクロのバスソルト。まるで天国の香りのよう……。紙のパッケージも可愛らしく、普段使いには少し贅沢な価格帯なので特別感もあります。

 なので年下の女性たちにお祝いとして贈るときは、これと決めています。都内にお店が点在しているのも便利。定番プレゼントとして重宝しています」(山内マリコさん)

 豊かさへの賛歌であり、幸運を象徴する果実ザクロは、サンタ・マリア・ノヴェッラのアイコニックな香りの一つ。

サンタ・マリア・ノヴェッラ

https://jp.smnovella.com/

山内マリコ(やまうち・まりこ)さん

2024年の著書に『結婚とわたし』(筑摩書房)『マリリン・トールド・ミー』(河出書房新社)『きもの再入門』(KADOKAWA)『逃亡するガール』(U-NEXT)など。

パレスホテル東京総支配人 渡部 勝さんのいちばん嬉しかった贈りもの

◆APFR(アポテーケ フレグランス)「Incense Sticks」


Incense Sticks 25本 2,200円/APFR TOKYO

■燃焼時間は約100分間。揺らめく煙も風情あり

「3年ほど前に友人からいただいたことをきっかけに、今では贈る側にもなったアイテム。ホテルを運営するなかで、滞在の印象に残る“香り”は、個人的にもとても大切にしているものです。

 我々と同じ国産ブランドであり、洗練されたデザイン、こだわって調合された上品な香りがお気に入り。仕事から戻りそのときの気分に合った香りを選んで、お酒とともに楽しむのが至福の時間です」(渡部 勝さん)

 自社工場でハンドディッピングしたバンブースティック型のお香。選べる香りは30種以上。

APFR TOKYO

https://apotheke.theshop.jp/

渡部 勝(わたなべ・まさる)さん

2012年からパレスホテル東京の総支配人。同ホテルは16年より9年連続「フォーブス・トラベルガイド」にて5ツ星を獲得。24年ミシュランガイドにて3ミシュランキーに選出。


 続きは「CREA」2025年冬号でお読みいただけます。

文=大嶋律子(Giraffe)
写真=釜谷洋史

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