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【ビーチのプロが認めた】冬がベストシーズンの海外ビーチリゾート10選 寒い日本を脱出して楽園へ!

CREA WEB / 2024年12月28日 11時0分

 秋を抜かして、いきなり真冬に突入したような日本列島。こう寒くては、身も心も縮こまってしまいそう。そんな日本を脱出して、いざ太陽輝く海外ビーチへ! 12~3月あたりにベストシーズンの乾季を迎えるビーチリゾートをピックアップしてみました。行きやすさや物価の傾向も考えて、おすすめトップ10をご紹介します。


グアム


タモン湾の一番高い丘の上にそびえる、27階建ての高層ホテル、ザ ツバキ タワー。

 日本から直行便で3~4時間。いちばん近いアメリカ、グアム。乾季は11~4月。ツアーは2泊3日からあり、期間が短ければ円安でも痛手が少なくて済みそう。

 島の西部のタモン湾に沿ってホテルが集中。「プレジャーアイランド」と呼ばれるエリアにレストランやショップ、ホテルが集まっています。近場といえども、グアムの海を侮るなかれ。透明度が高く、深く濃いブルーの海が広がっています。イルカウォッチングも人気のアクティビティです。


タモンエリアの中でも賑やかなプレジャーアイランド。

プーケット


アマンリゾート第1号のアマンプリ。アジアンリゾートの分岐点的な存在。

 タイ南部、アンダマン海に浮かぶタイ最大の島、プーケット。起伏の激しい山がちの島で、島の西側はひと山越えると次のビーチが現れるといった感じ。海岸線に沿ってリゾートエリアが連続する中、中心地は“娯楽の殿堂”的に楽しさ満開のパトンビーチ。ヨーロピアンに人気のカロンビーチやカタビーチ、高級リゾートが多いラグーナエリアなど、ビーチごとに個性が異なります。乾季は11~3月。この時期はシミラン諸島へのクルーズも開催。


シミラン諸島のナンバー8。バランシングロックがアイコンです。

サイパン


一周約1.5キロのマリンスポーツ基地、マニャガハ島。写真/Junji Takasago 提供/マリアナ政府観光局

 成田から直行便でわずか3時間! ロタ島やテニアン島を含む北マリアナ諸島のメインアイランド。グアムよりものんびりムードが漂う南の島のイメージです。いちばんの魅力は“マリアナブルー”とも称される、軽やかなブルーの海。サイパンからボートで約15分の沖に浮かぶマニャガハ島では各種マリンスポーツが楽しめます。トレッキングやゴルフなどランドアクティビティも。乾季は11~4月。直行便は成田-サイパンは週3便、羽田からはグアム乗り継ぎで毎日運航。


サイパン本島のマイクロビーチ。砂粒もミクロン級の細かさ。写真/Junji Takasago 提供/マリアナ政府観光局

ランカウイ


穏やかな入り江に面したリゾート。

 マレー半島の西側、アンダマン海に浮かぶ99の島々からなり、そのうち人が暮らす2島の大きい方がランカウイ。石灰岩の岩山や穏やかな湖など、地質的に貴重なことからユネスコ世界ジオパークに選定。リゾート開発時に手を付けるのは島全体の35%までと条件付きで行われているため、自然がたっぷり残されています。ラグジュアリーな大人のリゾートで、癒しの休日が過ごせそう。乾季は10~3月。ちなみに、マレー半島東側はこの時季は雨季なのでご注意を。


子宝伝説が残るダヤン・ブンティン島。遠くから見ると、女性が横たわったように見えます。

パラオ


ダイビングのランチ休憩に訪れる島。こんなステキなビーチがあちこちに。

 日本の南約3000キロ。ミクロネシアのパラオはサンゴが隆起した島や砂でできた島などが無数に浮かぶ群島国家。その数は200島とも、300島以上とも言われています。マッシュルーム型の島々が集まる“セブンティアイランズ”はパラオのアイコン的存在で、世界遺産であるロックアイランドの一部。日本や米国のダイバーに人気が高く、大物回遊魚やサメ、イルカなど願えば何でも出没するとの声も。バジェット系ホテルから水上コテージ付きのリゾートまであります。乾季は11~4月。


セブンティ(70)という名称ながら、約40の島々からなるセブンティアイランズ。写真/パラオ政府観光局

ボラカイ島


フィリピンの小島ボラカイ島を世界に知らしめた、白砂ビーチ。

 フィリピン中部、マニラとセブの間に位置するボラカイ島。島の西側に約4キロにわたる「ホワイトビーチ」は“世界のベストビーチ”の称号を与えられたことも。特にサンセットが圧巻で、日没時にはツーリストもローカルも浜辺に出て、壮大な夕焼けに包まれます。ボートで海から眺めるツアーも。2018年、オーバーツーリズムで汚れてしまった島を半年間閉鎖してクリーンナップ&新たなルール作り。美しい環境への意識が高い島です。乾季は12~5月。


2018年以前のサンセットの情景。今はビーチでお酒は飲めません。

ロン島


船で島を一周すると、ジャングルの中にポツンとコテージが。

 カンボジア南西部、シアヌークビルの沖合に浮かぶ、秘島中の秘島。2010年代半ばに海外のテレビ番組「サバイバー」のロケ地として注目を浴び、その豊かな自然美にビーチ好きにとっての“次に行くべき”Aリストに。かつてはバンガローしかなかった島にもリゾートが登場。お隣のロンサレム島も、穴場ビーチ好きが目指す島に。アンコールワットのあるシェムリアップが拠点となるため、合わせて回るツアーも。乾季は11~5月。


水上住宅が集まるエリアも。

スリランカ


おしゃれ&手頃なお宿が増えているミリッサビーチ。

 “インド洋の真珠”と称される雫のような形をしたスリランカ。ニゴンボからウェリガマあたりの南西部の通称“黄金海岸”に、ビーチ好きの見どころが集中しています。ヒッカドゥアのサーフィン、ベントータのバワ建築やアーユルヴェーダ、ミリッサのホエールウォッチング、世界遺産のゴールなど。特にリーズナブルな宿の多いミリッサは欧州の若者たちに人気で、くつろいだ雰囲気です。乾季は12~3月。


ウェリガマなどで見られる竹馬漁。

モルディブ


白砂もこんもり茂るヤシの木も、その島に滞在するゲストためのもの。

 スリランカからさらに南下したモルディブは通称“インド洋の真珠の首飾り”と称される、1200ほどの島々が連なる群島国家。一周歩いて30分程度の小さな島を、丸ごとリゾートにした“1島1リゾート”が基本形。そんなリゾートが170島を数えます。世界初の水中ヴィラをはじめ、島を縦断するプールなど、ユニークな施設をもつリゾートも。近年は首都マーレやマーレと橋でつながるフルマーレの安宿に滞在するパターンもありますが、おすすめはリゾート島ステイ。乾季は11~4月。


水中に築かれたヴィラも!

カンクン


パラセイルから見下ろしたカンクン。手前がカリブ海、奥がラグーン。

 メキシコ南東部、カリブ海に面したカンクン。真っ白なビーチにブルーキュラソーのような海、陽気なマリアッチの調べに、太陽に掲げたテキーラのカクテル。そして、夜には大箱クラブで大はしゃぎ。日本の寒さもウサも吹き飛ばすような、楽しいことが手ぐすね引いて待っています。オールインクルーシブスタイルのリゾートが多く、予算を気にせず遊べるのもポイント。マヤ文明のお膝元でもあり、少し足を延ばせばチチェンイッツァやトゥルムなどの遺跡めぐりも。乾季は11~4月。


食費やアクティビティの料金が宿泊費に含まれたオールインクルーシブ制のホテルが主流。遊んだモン勝ち!


古関千恵子(こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること30年あまり。
●Instagram https://www.instagram.com/chieko_koseki/

文・撮影=古関千恵子

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