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「愛子さまも悠仁さまの筑波大合格を喜び、大きなご成長を感じられ…」天皇家と秋篠宮家の学校選びの“違い”

CREA WEB / 2024年12月27日 6時0分

 2024年12月11日、秋篠宮家の長男・悠仁親王殿下が筑波大学生命環境学群生物学類に合格なさったという報告を受けられた天皇皇后両陛下は、お祝いの気持ちを関係者に伝えられた。愛子さまも、いとこの悠仁さまの合格を心から喜ばれたという。


2024年12月、23歳を迎えた愛子さま。タートルネックにブルーグレーのジレを合わせて(宮内庁提供)

「学習院大学文学部日本語日本文学科に合格された時の喜びを感慨深く振り返られたそうです。愛子さまは、筑波大合格発表日前の12月9日、雅子さまの61歳の誕生日のご挨拶に御所へ上がられた際に同席されて、悠仁さまと久しぶりにお会いになりました。受験勉強をやりきって、後は結果を待つだけという悠仁さまの姿に大きなご成長を感じられたそうです」(宮内庁職)

中学生の頃から本命は「筑波大学」

 25年4月から、悠仁さまは大学生となられる。

 大学受験に至るまでには「東大や東京農大、海外留学も視野に入れているのではないか」と注目され続けてきただけに、推薦で筑波大学に決まったことを宮内庁が発表した時には、意外な印象もあった。


筑波大学に進学される悠仁さま(宮内庁提供)

 悠仁さまが筑波大学受験をはっきりと決められたのは23年6月とのことだったが、第一志望校と決めておられたのは、それよりずっと前の中学生の頃からだったのではないか、ともいわれていた。つまり当初から本命は、他大学ではなく筑波大学だったということだった。

 ご両親の秋篠宮皇嗣同妃両殿下も悠仁さまからご相談を受けていた。とりわけ受験に関して、熱心だといわれてきたのは、母親の紀子さまだった。

「一般的にも子どもの受験に熱心なのは母親の方だといわれることが多いものですが、紀子さまも何ごとにも一生懸命に努められるご性格もあって、悠仁さまのご教育も母親としての責務であるとお考えになっていたようです。これはよくある母親の姿に何ら変わりはありませんよ」(秋篠宮家をよく知る人物)

幼いころからの生物へのご関心

 悠仁さまが学習院幼稚園ではなくお茶の水女子大附属幼稚園に特別入園制度を使ってご入園なさったのは、皇太子一家へのバッシングが激しかった時で、あまり目立つことはなかった。

 悠仁さまは、お茶の水附属幼稚園の提携校進学制度でお茶の水女子大附属小学校に進学。高校は筑波大附属高校で学ばれた。

「秋篠家が東大や海外留学を目指されているといったことは、聞いたことがありませんでした。幼い頃から生物にご関心があった悠仁さまが研究に繋がるような具体的なテーマを見つけて学んで欲しいとは思われていたようです」(秋篠宮家のご学友)


2010年5月ごろ、赤坂御用地にある東宮御所のそばで、両陛下のいずれかが撮影されたという(宮内庁提供)

 天皇家もこうした親の思いは似たものがあった。愛子さまは幼い頃に言葉遊びが大好きで、日本語のことば絵やはんたい言葉、慣用句カルタで遊びながら覚えられたという。そこから百人一首の和歌や歌人にご関心が高くなり、歴史へのご興味へと繋がったといわれている。

「愛子さまが幼稚園に入学する前には、雅子さまは学習院が愛子さまに合っているのかどうかを他の幼稚園のパンフレットを取り寄せてご検討されていました。皇太子殿下と話し合われて、最終的に学習院となったそうです」(雅子さまの知人)

不規則登校でも学校が好きだった愛子さま

 両陛下は皇族が特別な環境で育つことから、“ご学友”と言われる青春時代を学校で共に過した友人たちの存在を、とても大切だとお考えだった。学生時代を共にした関係は、大人になっても続くというもので、陛下も愛子さまもご学友は現在でも大切な友人だという。


12月1日、23歳の誕生日に、上皇ご夫妻にあいさつをするため仙洞御所に入られる愛子さま ©時事

 愛子さまは、学習院の幼稚園から初等科へと入学されて、小学校2年生の時には不規則登校になったが、それでも愛子さまは「学校は好き」だとおっしゃり、雅子さまは病をおして付き添い登校をなさった。雅子さまの体調が良くない時には、代わりに皇太子が送迎なさった日もある。皇族が送迎をなさるというのは、前例のないことだと批判もされたが、両殿下は揺るがなかった。そんな両陛下に守られているという安心感は、愛子さまの大きな成長へと確実に繋がった。

 愛子さまはご成年を迎えられた記者会見の中でも、「両親は、私の喜びを自分のことのように喜び、私が困っている時は自分のことのように悩み、親身に相談に乗ってくれるような、私がどのような状況にありましても、一番近くで寄り添ってくれるかけがえのない有り難い存在でございます」と両陛下に感謝を述べられている。

天皇家と秋篠宮家、学校選びの違い

 秋篠宮家も悠仁さまのご進学に心を尽くされ、愛情を注がれて育てられてきたご様子は同じだったに違いない。ただ、「天皇ご一家と比べると、どうしても秋篠宮家からは親子の会話などが聞こえてこない印象があります」(宮内記者)

 親王と内親王の子育てにおける学校選びに違いはあるのかもしれない。勉強だけでなく友人との出会いや人間関係から学ぶことの大切さに重きを置く天皇家と、勉強がさらに研究に繋がる環境を学校に求められる秋篠宮家。とはいえ、皇族という立場を踏まえつつ、親としての願いもこめられていることに、変わりはないと思う。


2022年3月17日、ご成年にあたり記者会見をされる愛子さま(宮内庁提供)

大学生活で得られるかけがえのない経験

愛子さまは大学生時代を振り返り、「自分の好きなことを学べるのは、とても楽しいけど、次から次へと調べることが出て来てしまって、幾ら時間があっても足りないですよね」と学友に語っていた。

 24年4月から勤務している日本赤十字社(港区)の青少年・ボランティア課の仕事においても、ご自分が納得なさるまで、御所で調べ物などをなさることがあるという。

 悠仁さまも多くの公務を務められる時には、大学生活で得られた経験を活かされていくだろう。

文=友納尚子

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