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【東急東横線沿線】賢者が選ぶ「鉄板」手土産スイーツ8選《食べた和洋菓子一万種類以上! スイーツなかののお墨付き》

CREA WEB / 2025年1月13日 11時0分

 これまで食べた和洋菓子の数、一万種類以上! お菓子に精通するスイーツ芸人・スイーツなかののイチオシを沿線別にピックアップ。手土産選びの参考にどうぞ。今回は「東急東横線」篇です。

※記事の情報は公開当時のものになります


◆ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイのモンブラン

【代官山駅】徒歩3分 ※2022年5月22日公開


「モンブラン」864円。

 代官山にある「ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイ」。老舗洋菓子店「シェ リュイ」の新業態のお店で、ビーントゥーバー製法を用いたチョコレートやジェラートなどが並びます。

 店主の酒井將駄シェフは、洋菓子マウンテンの水野直己さんの元でチョコレートを学び、コンクールでも受賞歴をもつ注目のショコラティエ。

 モンブランもショコラティエならではのつくりで、カカオの果肉でもある「カカオパルプ」を合わせているのが大きな特徴。酸味のあるカカオパルプに負けないように、和栗は香りが豊かで甘みのある茨城県産の利平栗を使用しています。

 モンブランクリームとカカオパルプのジュレを一緒に食べると、まろやかな味わいとほのかな酸味の相性が良く、驚くほど後味が爽やか。

 薄く焼き上げたチュイルにはカカオハスク(カカオ豆の種皮)を使っていたり、和栗の香りやカカオパルプのフルーティーさを活かすために木戸泉酒造の「アフス」を合わせるなど、ショコラティエならではの細やかなつくりがナイスィーツ!

 お花を飾った見た目も可憐で、贈り物にも喜ばれるモンブランです。

LA BASE de Chez Lui(ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイ)

所在地 東京都渋谷区代官山町20-23 Forestgate 代官山MAIN棟1-06
電話番号 03-6712-7563
Instagram @labase_chezlui

◆松之助 N.Y.の秋冬限定のアップルパイ

【代官山駅】徒歩4分 ※2023年10月31日公開


「ビッグアップルパイ」710円。

 代官山にある「松之助 N.Y.」。オーナーの平野顕子さんが手がける、アメリカ・ニューイングランド地方の伝統的な焼き菓子を扱うお店です。

 昔近くでバイトしていたことがあって、出勤前に色んなアップルパイを食べたのもいい思い出。なかでも、こちらのビッグアップルパイは秋冬だけの販売で、毎年ファンが楽しみにしている逸品。横から見ると、薄くスライスした紅玉がみっちり重なっているのがよく分かります。このボリューム感は何度見ても圧巻。

 生のりんごをオーブンの中でコトコト炊いてるイメージで焼き上げ、りんごの持ち味が最大限に生かされた、みずみずしい味わいがナイスィーツ! りんごのしっとり感とパイ生地のサクサク感の相性も良く、心地好い甘酸っぱさが口に広がります。

松之助 N.Y. 東京・代官山店

所在地 東京都渋谷区猿楽町29-9 ヒルサイドテラスD-11
電話番号 03-5728-3868
https://matsunosukepie.com/

◆クリオロのモンブラン

【中目黒駅】徒歩2分 ※2022年11月16日公開


「モンブラン」680円。

 東京・中目黒にある「クリオロ」。名物のモンブランは、ぼくも昔からよく食べてますが、何度食べても飽きることがなく、いくつでも食べたくなるほど虜です。

 クルクルと美しく巻かれたマロンクリームは、絶妙な甘さとなめらかな舌触りに感動。中には、マロンムース、ラム酒クリーム、生クリームが層のように重なって、口の中で合わさったときの奥行きある味わいが素晴らスィーツ!

 これだけクリームを使っているのに、重たさや甘ったるさを全く感じずに、美味しさを堪能できるのは、見事の一言。

 また、他と大きく違うのが、土台のメレンゲをチョコレートでコーティングしているところ。そのため、サクサク感がしっかりとキープされていて、食感にもこだわったつくりが嬉しい。モンブラン好きからも愛される、絶品のモンブランです。

クリオロ 中目黒店

所在地 東京都目黒区上目黒1-23-1 中目黒アリーナ103
電話番号 03-5724-3530
https://ecolecriollo.com/top/

◆シェフズマルシェのフルーツポンチ

【学芸大学駅】徒歩1分 ※2024年7月3日公開


「MIXポンチ(大瓶)」店頭購入:4,900円(箱代・送料別)、公式サイト購入:6,500円(箱代・送料込)。

 2018年、東急・学芸大学駅近くにオープンした「シェフズマルシェ」は、料理人が営む青果店。店主は元農家でもあるため、店内には厳選した野菜や果実が並び、旬の食材を使った料理を楽しむこともできます。

 中でも人気のフルーツポンチは、小瓶から大瓶までフルーツの種類も様々で、さすが八百屋さんというラインナップ。

 バリエーションの豊富さにも驚きますが、大きな特徴はシロップではなくゼリーを使っているところ。白ブドウをベースにしたゼリーを合わせることで、フルーツの持ち味を生かし、よりフレッシュな美味しさが楽しめるつくりに。なめらかなゼリーとフルーツの相性もたまらなく、デザートのようなリッチな味わいがナイスィーツ!

 自分へのご褒美にも食べたい、贅沢なフルーツポンチです。

Chef's Marche

所在地 東京都目黒区鷹番3-2-1
電話番号 03-6451-0075
https://www.fruitpunch-by-cm.com/

◆ヌメロサンク・パリのミルフィーユ

【自由が丘駅】徒歩3分 ※2023年11月30日公開


「ミルフィーユ」864円。

 自由が丘にあるパティスリー「ヌメロサンク・パリ」。フランス人のシェフ・マチューさんが手がける、クラシカルかつエレガントなお菓子が人気です。

 なかでもミルフィーユにはファンが多く、ぼくも初めて食べたときは一瞬で虜になりました。まず驚いたのは、フランス産のバターを使ったパイ生地。ザクザクと力強いのに、重すぎない上品な口あたり。なんという絶妙なバランス! と心を奪われました。

 そして、バニラビーンズを使った香り高いクリームも、パイ生地との相性が素晴らスィーツ! クリームにはマスカルポーネも入り、程よいコクと甘みが、香ばしいパイ生地と良いコンビネーション。高級感のある見た目も素敵で、特別なときに食べたくなるミルフィーユです。

ヌメロサンク・パリ

所在地 東京都世田谷区奥沢5-25-5 M's自由が丘 1F
電話番号 03-6675-4455
https://numero5paris.jp/

◆モンサンクレールの「セラヴィ」

【自由が丘駅】徒歩10分 ※2023年12月19日公開


「セラヴィ」820円。

 自由が丘にある「モンサンクレール」。日本を代表するパティシエ、辻口博啓さんのお店です。「セラヴィ」は、お店のスペシャリテであり、辻口シェフにとっても思い入れが強いケーキ。1996年、自身の全てをかけて挑んだ仏菓子コンクールでこちらのケーキを考案し、見事優勝を果たしました。

 フランス語で「人生」という意味の「セラヴィ」という名がついているのも、辻口シェフの人生そのものが詰まっているから。正六角形に整えられた白いホワイトチョコのムースは、ひと口食べると、口どけの良さに感動すること間違いなし。

 中には、ピスタチオのスポンジ、フランボワーズを合わせたショコラのムースが入っていて、甘みと酸味のバランスが素晴らスィーツ! 人生で一度は食べてほしいケーキです。

モンサンクレール

所在地 東京都目黒区自由が丘2-22-4
電話番号 03-3718-5200
https://www.ms-clair.co.jp/

◆ヤマナカヤのフルーツポンチ

【田園調布駅】歩いてすぐ ※2024年7月3日公開


「自家製 高級フルーツポンチ」4,000円。「ランダムタイプ」は3,000円。賞味期限:冷蔵保存・未開封で1週間。

 1932年創業、東京・田園調布で長く愛される「ヤマナカヤ果物店」。高級フルーツに囲まれる店内では、カウンター席でパフェを食べることができたりと、フルーツが好きな人にはたまらない空間がひろがっています。

 名物のフルーツポンチは、フルーツがランダムに入ったタイプと並んだタイプがあり、今回ご紹介するのは並んだタイプ。1リットルあるガラス瓶の中には、10種以上のフルーツが美しく積まれていて、可憐な彩りと精巧なつくりにうっとり。フルーツの詰め合わせは様々で、リンゴ、オレンジ、グレープフルーツをはじめ、シャインマスカットやゴールドパイン、佐藤錦やデコポンなど、旬の美味しさをたっぷりと楽しめるのがナイスィーツ!

 シロップにはリンゴの洋酒が使われていて、清々しい甘さとフルーツのみずみずしさがよく合う。フルーツポンチ専用のケースも素敵で、ここぞという時の贈り物にぴったりです。

ヤマナカヤ果物店

所在地 東京都大田区田園調布2-50-1
電話番号 03-3721-2766

◆SAVEUR(サヴール)のバターケーキ

【田園調布駅】徒歩2分 ※2022年5月22日公開


「ガトー・ア・ラ・クレーム」583円。

 田園調布にある洋菓子店「サヴール」。店内は白を基調としたつくりで、とにかくシンプル。名物のバターケーキは、お店のナチュラルな空間に溶け込むような、すっきりとした佇まいです。このキリッとした角が、なんとも凛々しい。

 バターケーキは重たい印象を持つ方もいると思いますが、こちらのクリームはどんどん食べたくなるほど、後味が軽やか。あまじょっぱくて、コクもしっかりあるのに、しつこさはまったくない。バターケーキって、こんなに美味しかったのかと驚きます。

 滑らかな舌触りのクリームと、口どけのいいスポンジの見事な一体感。もう何度も食べているのに、この素晴らスィーツなバランスに、いつも惚れ惚れ。シンプルだからこそごまかしの利かない、洗練された究極のおやつです。

SAVEUR(サヴール)

所在地 東京都大田区田園調布2-51-1
営業時間 10:00~19:00
定休日 水曜日
電話番号 03-5483-0071
Instagram @saveur_bonjour
※ホールサイズは通販可


スイーツなかの

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、吉本興業に所属。子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強し、唯一無二のスイーツ芸人として活動をはじめる。10年間吉本で活動後、特注のパンケーキハットをトレードマークに幅広く活躍中。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識と情報で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」「スクール革命」など多数のテレビ番組に出演。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売するなど、幅広いシーンで活動中。
Instagram @yorosweets
X(Twitter) @yorosweets

文=スイーツなかの
撮影=深野未季

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