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【イースタン&オリエンタル・エクスプレス】東南アジア唯一の豪華寝台列車でマレー半島を往く

CREA WEB / 2025年1月16日 11時0分

 イギリスで花開いた豪華絢爛なクルーズトレインは一大ブームを作り今も変わらず人々を魅了している。

 南アフリカでのサファリツアー付きやパリとベニスを繋ぐ王道ルート、ホテルとセットになった新スタイルも登場。

 飛行機を使えば短時間で行ける場所へ、時間をかけて向かうロマンに溢れたトレインジャーニーに出かけよう。

 広大なサバンナや砂漠地帯への旅行も、快適な豪華寝台車で。雑事はすべて忘れて、心ゆくまで自然観察に没入できる。


野性味溢れる東南アジアの熱帯雨林を体感

◆Eastern & Oriental Express(イースタン&オリエンタル・エクスプレス[ワイルド・マレーシア])/シンガポール・マレーシア


【3泊4日のルート】Singapore > Johor Bahru > Gemas > Kuala Lipis > Merapoh > Ipoh > Kuala Kangsar > Penang > Butterworth > Singapore ※路線図の○は通過駅。

 シンガポールとマレーシアを繫ぐイースタン&オリエンタル・エクスプレスは、東南アジア唯一の豪華寝台列車。


最後尾車両にあるラウンジの奥にある、オープンエアの展望車。

 ヴィンテージ車両は、植民地時代を思わせる寄木細工のパネルや、東南アジアの自然を取り入れたテキスタイルなどで美しく設えられている。


「E&O」のエンブレムが掲げられた車両は、1970年代の日本製。

 マレー半島を縦断する鉄道の構想は、実は、この界隈が英国の植民地だった1930年代にはあったという。


プレジデンシャル・スイートのベッド。昼はソファとして使える。

 第二次世界大戦によりついえたと思われたこの構想を1993年に実現したのは、やはりVSOEを復活させたジェームズ・B・シャーウッドだった。


2つある食堂車のうちの「マラヤ」。味噌やキムチなど、東洋の食材を使ったランチやディナーも。

 2つの食堂車では、マレーシア風の捻りを利かせたフランス料理が味わえる。監修は、世界のトップ100シェフに名を連ねた、台湾人シェフアンドレ・チャンだ。


マレーシアの自然を肌で感じられる。

「ワイルド・マレーシア」ツアーでは、一流だけがちりばめられた列車で移動しながら、タマンネガラ国立公園やペナン島でのガイド付きツアーなどを満喫できる。


バーラウンジでは、カクテル教室が行われることも。

Eastern & Oriental Express(イースタン&オリエンタル・エクスプレス[ワイルド・マレーシア])

内容 オリエンタル・エクスプレスで、マレーシアの雄大な風景と文化遺産を探訪する3泊ツアー。
料金(1室) 3,750USドル~(2名利用の場合の1名料金)※変動料金適用
運行日 7月~5月
ベルモンド
メール reservations.japan@belmond.com
https://www.belmond.com/

文=安田和代(KRess Europe)

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