1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ファッション

縁起のいい“初の干支モデル”も限定発売! ブランドの世界観に浸れる「SUBU」10周年ポップアップを開催

CREA WEB / 2025年1月18日 17時0分


1月19日(日)まで、東京・原宿のUNKNOWN HARAJUKUで、ポップアップイベントを開催している。

「誰も知らない冬のサンダル」をコンセプトにするリッラックスブランドで、雲の上を歩くようなふわっふわで温かい履き心地が人気の「SUBU」。

 ブランド創設から10年目を迎えたことを記念し、1月11日(土)~1月19日(日)の間、UNKNOWN HARAJUKU(東京都渋谷区神宮前 6-5-10)でポップアップイベントを開催しています。

 展開する全シリーズを試着、購入できるだけでなく、イマーシブシアターやブランドヒストリーの展示、リミテッドモデルの先行販売など、SUBUの世界観をまるごと体験できるコンテンツが目白押し。気になる方のために、ポップアップイベントのようすをチラリとご紹介しつつ、ディレクター兼デザイナー府川俊彦氏に、SUBUの魅力についても語ってもらいました!


インスタレーションにイマーシブシアターも。SUBUの世界観をたっぷり堪能!


古民家を覆うように設えられた竹素材の足場が会場の目印。

 原宿にある和風古民家の会場を訪れると、まず圧倒されるのがこちらの足場。竹素材のクラフトアーティストが手掛けたグリッド状のパレッドに、異国情緒漂うSUBUのビジュアルが異彩を放っています。


会場には特大SUBUも!

暖簾と赤提灯で飾られた玄関口からさっそく中へ。

 江戸時代にタイムスリップしたような暖簾と赤提灯で飾られた玄関口からさっそく中へ。すると、床の間に9連のLEDスクリーンが設置されたイマーシブシアターが登場! そこにはビビッドな色彩に彩られたオリエンタルなビジュアルが映し出されています。


ハレモケモデザインのインスピレーションとなったビジュアルが作り出す独創的な空間を楽しめる。

 これらのビジュアルは、晴れの日にもコーディネートに取り入れられる高いファッション性が人気のHAREMOKEMO(ハレモケモ)コレクションの世界観を表現したもの。ハレモケモデザインのインスピレーションとなったビジュアルが作り出す独創的な空間を楽しむことができます。

世界で活躍するSUBUの軌跡を追いながら70以上のアイテムを手に取れる


ヒストリー上に並べられたコラージュ写真は、ディレクターでありデザイナーの府川俊彦さんが撮影。

 イマーシブシアターを抜けた先には、2016年のブランド創設からのヒストリーが壁一面に展示されています。

 セレクトショップ「BEAMS」とのコラボを皮切りに、イタリアで開催される「ピッティ・ウオモ」への出展、ニューヨーク近代美術館の「MoMA Design Store」との別注アイテム制作など、国内のみならず世界を舞台に活躍するSUBU。

 現在は北米やヨーロッパなど30カ国で展開しており、最近は冬のないアフリカなどの地域からも引き合いがきているとか。さまざまな国の生活様式にマッチするSUBUの懐の深さを垣間見ることができます。


これまで発売したモデルのアーカイブ写真も展示されている。

 またポップアップイベントでは、定番の「パーマネント」、リサイクル素材を使用した「Re:Nylon」など6シリーズにわたる70型以上がラインナップ。実際に手に取り、試しながらお気に入りの一足を見つけてみてください!


定番の「パーマネント」、リサイクル素材を使用した「Re:Nylon」など6シリーズにわたる70型以上がラインナップ。

ゲットできたらご利益があるかも!? 初の干支SUBUを数量限定販売!


定番のパーマネントシリーズをベースに、2025年の干支「蛇」をキャッチーにデザイン。赤いロゴもアクセントに効いている。アッパーには水や汚れに強いテフロン加工を施している。7,480円。

 またイベント中は、ブランド初となる干支をモチーフにしたリミテッドモデル「干支SUBU」を先行発売。モノトーンであしらわれた蛇柄がポップかつモダンな印象で、履くだけで運気も上がりそう!? 数量に限りがあるので、どうぞお見逃しなく。


共柄のスタッフバッグが付属。

デザイナー府川俊彦氏に聞いたSUBUの魅力とは?


SUBUディレクター・デザイナー府川俊彦(ふかわとしひこ)/1989年生まれ。バッグブランドのデザイナーを経て、2016年に「SUBU」を立ち上げる。2024年8月から中国に移住

 冷える冬の足元を温め、極上の履き心地をもたらしてくれるSUBU。唯一無二の構造やデザインを生んだディレクター・デザイナーの府川氏に、その開発のきっかけや独自の構造、今後の展望などについて伺いました。

――SUBUを立ち上げるきっかけは?

「家でシャワーを浴びた後に友人と遊びに行こうとしたとき、ふと靴下を履いてスニーカーで行くのが面倒だなと思ったんです。裸足でスニーカーもあり得ないですし。夏に裸足でサンダルを履くように、冬でも裸足で気軽に外に出られるサンダルがあったら……。それがSUBUを作るきっかけとなりました」


極上の履き心地の秘密である、4層のインソール構造についてのパネルも展示。

――たしかに温かいのはもちろん、裸足で履きたくなるふかふかの履き心地が特徴ですが、その秘密は何ですか?

「アウトソールの中に4層のインソールを重ねた独自の構造です。ふつう、アウトソールとインソールを接着させて作りますよね。ただ、それでは求める柔らかさにはならないんです。そこでアウトソールのなかに、4つのインソールをそれぞれ接着ではなく縫製でつなぎあわせる構造を閃きました。いろんな靴工場に依頼しましたができるところが見つからず苦労しましたが、最終的に縫製工場の職人たちが協力してくれて実現しました」


4層のインソールによって高さが生まれるソール部分とアッパーを縫製するのも高い技術が求められる作業だそう。

――さまざまなシリーズを展開していますが、一番手応えを感じたシリーズは何ですか?

「2024年にリリースした“ハレモケモ”ですね。ブランド創設当初はどちらかというと男性ユーザーが多かったんです。鮮やかな色柄を取り入れながらベロアやモヘアといった特徴的なファブリックに挑戦したハレモケモは、ファッションのアクセントになると女性ユーザーからも高評価で、より幅広いお客様に受け入れられる契機になったと思います」


ハレモケモシリーズのアイテム。鮮やかなカラーリングや、ファッション性の高いファブリックが人気。

――10年目を迎えた今、これからの10年に向けて挑戦したいことがあれば教えてください。

「現在はオンラインショップかポップアップショップのみの販売となりますが、今回のようにSUBUの世界観を表現できる場として、ゆくゆくは直営店もオープンさせたいですね。あとはサンダルという形にこだわらず、たとえば車のシートやベッドなど、独自構造を活かしながら“温かくて気持ちいい”を追求していきたいと考えています」


ポップアップイベント「HAREMOKEMO」が、1月19日(日)まで開催中。

■ポップアップイベント「HAREMOKEMO」概要

開催期間:1月11日(土)~1月19日(日)
開催場所:UNKNOWN HARAJUKU(アンノン原宿)
住所:東京都渋谷区神宮前 6-5-10
開催時間:11:00-19:00
定休日:会期中なし
入場料:無料(予約不要)
公式サイト:subu2016-specialpopup.com
※混雑緩和のため、入場を制限させていただく場合がございます

文=平野美紀子
写真=榎本麻美

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください