[兵庫県・神戸市舞子]インドネシアのオーガニック紅茶と手作りのスイーツが楽しめるティーサロン「Tea Butik Saiita(ティーブティック サイータ)」
CREA WEB / 2025年2月9日 6時0分
神戸市の西部、JR山陽本線の舞子駅か、隣接する山陽電鉄の舞子公園駅で降りると、明石海峡大橋がすぐ近くに見え、坂道を上っていくとキラキラと輝く海の向こうに淡路島の青い島影。うんと遠くへ旅している気分になります。
駅から歩くこと、15分。住宅街の建物にインドネシアの木彫りの看板を発見。「Tea Butik Saiita(ティーブティック サイータ)」です。
店内に入ると正面の壁には木彫りの大きな扉が飾られ、1枚板の大テーブルにラタンの椅子が配されています。床は華やかなタイル張り。まるでインドネシアのお屋敷かホテルのよう。
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右手の棚には、インドネシアのジャワ島、西ジャワ州にあるBUKITSARI(ブキットサリ)オーガニック茶園の紅茶が並び、左手のカウンター後ろの棚には、バリ島の陶器のポットやカップ&ソーサー、インドネシアで作られているロイヤルアルバートのティーセットがずらり。カウンターの上には、その日の手作りスイーツ。雰囲気はインドネシアの高級ティーサロンのよう。
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笑顔で迎えてくれるのは、紅茶コーディネーターの彩子さんと、姉の南さん。彩子さんはブキットサリの日本総代理店の代表でもあります。
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「ブキットサリオーガニック茶園は、標高1000m以上で雨が多く、朝夕の寒暖差が激しくて霧も出る、お茶の生産に適した土地にあります。すべて手摘みされて大切に作られたオーガニックのお茶です」との説明を聞けば、お茶好きなら興味津々。
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アッサム種の茶葉を使った「プレミアムブラックティー」、中国種の茶葉の「インペリアルブラックティー」、プレミアムブラックティーにレモングラスとジンジャーをブレンドした「JAVA イヴニングティー」、オーガニックのシナモンをたっぷりプラスした「シナモンティー」など、飲んでみたい紅茶がたくさん。他にも、ジャスミンティーをベースに東南アジアらしいレモングラスやパンダンリーフをプラスしたもの、グリーンティーをベースにミントやレモンをプラスしたものなど、初めて聞くブレンドティーがいろいろ。
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さらに、シルバーチップ(新芽)のみを使った希少価値の高い、注目の「ホワイトティー」もあって、お茶を選ぶにも、おおいに迷ってしまいます。また、「ご自宅で手軽にリーフティーを楽しんでいただけるよう、茶葉はポット用に1回分ずつ個包装されているんです」とのことで、とても扱いやすそう。茶葉を購入して、さっそくお家でいれてみたくなりました。
貴重なお茶に手作りのお菓子を合わせて
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初めてのお茶が飲めるだけでなく、手作りのおいしいお菓子と合わせて楽しめるのが、ここの魅力。順にご紹介しましょう。
まずは「スコーン」。「プレーン」とインドネシア風味の「チョコチーズ」の2種類で、ホイップクリーム、レモンの皮までたっぷり入れた自家製のレモンカードと季節のフルーツのジャムを添えて供されます。甘みと酸味、塩気のハーモニーが絶妙。
「スコーンは、ふんわり、サクッとした食感に仕上げています。砂糖はほとんど入れていません」と彩子さん。合わせるのは、蜂蜜のような味わいと花のような香りの「プレミアムブラックティー」がオススメだそう。紅茶がスコーンをより味わい深くして、至福のティータイムになります。
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定番の「はちみつチーズケーキ」は、なめらかな舌触り。口の中でとろり、とろけます。たっぷりの日本ミツバチのはちみつで甘みををつけた極上のバスクチーズケーキで、ケーキを食べて紅茶を飲むと、うっとりするほど口福。さりげなく添えられたインドネシア産「KRAKAKOA」のチョコは、カカオニブをチョコでコーティングしてカシューナッツ、ココナッツとあえたもの。カリコリした食感が楽しい。
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「ケーキは、インドネシアのものにこだわらず、紅茶に合う様々な種類のものを手作りしています」と彩子さん。伺った当日の「レモンドリズルケーキ」は、日本ミツバチのために植えられたレモンの木に実った淡路島産のレモンを使用。さわやかな酸味を引き立てる、インドネシア伝統製法のジャスミンティーと一緒に楽しみました。カップに氷砂糖のようなロックシュガーを入れて、そこに熱いジャスミンティーを注いで甘みをプラスするのがインドネシアでの飲み方だそう。試してみると、甘みが変化してとてもおもしろい。人工の香料を使っていない、花そのもののピュアな香りのジャスミンティーに感動です。
インドネシア郷土料理も楽しめるアフタヌーンティー
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お二人が「インドネシア料理も体験してほしい」と強くこだわっているのが、アフタヌーンティー。2日前までの予約制で、1人でもOK。インドネシアの食文化と紅茶の融合を楽しむ、ここだけの特別なアフタヌーンティーです。
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セイボリーは、インドネシアの郷土料理「ルンダン」。牛肉や鶏肉などをスパイスやココナッツミルクと長時間煮込んだ料理で、国民食ともいえる一品。程よい辛みです。サツマイモとタピオカ粉で作った団子にココナッツミルクをかけた「ビジサラク」は、もっちり、ほんのり甘いデザート。同じプレートには、ピーナッツソースをのせたチキンも。そして、もう1皿にはスコーン2種類が。
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ティースタンドの上段は、レモンドリズルケーキ、マカロン、2層仕立てのミルクティーのパンナコッタ。
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中段は、ジャスミンティゼリー、インドネシアスタイルのパイナップルケーキ、海老のスナック・クルブック、バリ島のナッツ。お口直しのいろいろ。
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下段は、インドネシアの人が大好きなインスタントヌードル・インドミを入れた生春巻、アボカドディップを塗ったセサミプレート、ニンジンドレッシングの一口オープンサンド。
「いろんな味や食感が楽しめる、他とはちょっと違ったアフタヌーンティーです。プレートに合わせたオススメのお茶を順にお出ししています」と、それぞれの皿の内容をていねいに説明してくださるお二人。以前からお菓子作りが好きだった彩子さんがスイーツを、南さんが料理を担当。現地で教わったインドネシアの味の再現にも熱心に取り組んでいるそう。
ボリュームもたっぷりのアフタヌーンティー。ゆっくり紅茶を飲みながら、まるでインドネシアを訪れたかのような贅沢な体験ができます。
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「インドネシアのオーガニック紅茶をもっと広めたい」と言う彩子さん。ブキットサリオーガニック茶園のオーナーと直接やり取りをしているので、特別なお茶を注文することもできるのだとか。
「日本各地でイベントやポップアップショップに出店しています。機会があれば、ぜひ、舞子のティーブティックで、インドネシアのお茶とお菓子をゆっくり楽しんでいただきたいですね。様々な紅茶が体験できるイベントも開催しています」。
インドネシアの紅茶で、ちょっぴり贅沢なおやつタイムを。
Tea Butik Saiita(ティーブティック サイータ)
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所在地 兵庫県神戸市垂水区舞子坂1-2-12 Reteras舞子101
電話番号 070-8449-3119
営業時間 11:30~18:00( L.O.)
定休日 火・水曜日
https://lit.link/TeaButikSaiita
Instagram @tea_butik_saiita
文・撮影=そおだよおこ
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