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絶景雪見露天風呂、雪景色で味わうご当地鍋や地酒、南の島で黒糖尽くしのステイ……星野リゾートで、冬だからこそ楽しめる贅沢を発見!

CREA WEB / 2025年2月2日 11時0分


「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」が企画する「雪ん中酒場」では、写真のゴンドラのほか、巨大なかまくらのなかで雪見酒を楽しむことができる。

 国内外にさまざまなコンセプトで67の宿泊施設を運営する星野リゾート。「星のや」、「リゾナーレ」、「界」、「OMO」、「BEB」のほか、個性際立つホテルや温泉旅館など、いずれも地域の特徴を打ち出して宿泊客をもてなしている。

 星野リゾートNEWSでは、その土地だから体験できる唯一無二のアクティビティや、いまこそ体験したいプログラムなどをご紹介。今回は、あえてブランド名を冠さない個性的な施設が用意する、冬を楽しむアクティビティや企画を紹介する。


【星野リゾート 青森屋】絶景雪見露天「ねぶり流し灯篭」

●雪景色のなかで、夏祭りに思いを馳せる


2011年にスタートした「ねぶり流し灯篭」も今年で14年目、青森屋の冬の風物詩として定着した。雷神のねぶたは、7代目ねぶた名人に選ばれた竹浪比呂央氏が制作したもの。

 青森屋は、「のれそれ(註:青森の方言で目一杯の意味)青森~ひとものがたり~」をコンセプトに、祭りや方言、食など、青森の文化や風土を体験できる施設。四季折々の表情を見せる青森で、最も盛り上がるのが夏の青森ねぶた祭。通常であれば夏にしか見ることができないねぶたを、冬でも楽しめるようにとこの企画は発案された。

 温泉に浸かりながら、ねぶたと雪景色が織りなす幻想的な景色を堪能できる。加えて、青森ねぶた祭の起源である「ねぶり流し」を露天風呂で再現。睡魔を払い、穢(けが)れを川や海に流す「灯篭流し」は、東北地方では「ねぶり流し」と呼ばれる。

 青森屋では、ゲストの書いた願いごとを載せた小灯篭とねぶたを露天風呂「浮湯(うきゆ)」に浮かべ、この行事を再現する。「浮湯」を囲む池には災いや邪気を払う「雷神」のねぶたが浮かび、時間限定で奏でられるお囃子の笛のはかない音色とともに非日常を演出する。


青森ねぶた祭は、七夕祭の灯籠流し(東北地方ではねぶり流し)が起源になったとする説が有力。青森屋は、「ねぶり流し」を現代に再現する。

「ねぶり流し灯篭」概要

期間:2024年12月4日~2025年3月30日
場所:露天風呂「浮湯」
時間:5:00~11:30、14:30~24:00(ライトアップ時間:17:00~24:00)
対象:宿泊者
源泉:古牧温泉
泉質:アルカリ性単純温泉
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え症、疲労回復、健康増進等
浴槽数:男女各内湯2、外湯1
備考:天候により、中止になる場合があります。

【星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル】幻想的な雪景色を見ながら味わう朝食「コトリヤード風じゃっぱ汁」

●降り積もる雪と温かな料理の鮮やかな対比


じゃっぱ汁の語源は「雑把」で、捨てられるはずの魚の皮や骨、内蔵などを活用した郷土料理。青森屋では、冬の代表的な食材であるアンコウやタラをふんだんに用いてフレンチ風に仕立てる。ソムリエが厳選したワインやシードルとのマリアージュも楽しめる。

 奥入瀬渓流ホテルは、十和田八幡平国立公園を流れる奥入瀬渓流沿いの唯一のリゾートホテル。そのコンセプトは「渓流スローライフ」で、渓流のせせらぎを間近に感じる露天風呂や、岡本太郎作の大暖炉「森の神話」を中心に据えたロビーなどで、ゆったりとした時間を過ごすことができる。

 冬の奥入瀬渓流の魅力は、おとぎ話に出てくるような美しい景色。真っ白な雪に覆われた森の中を、渓流の透き通った水が飛沫を上げながら流れる光景は、ほかではなかなかお目にかかることができない。この冬景色を愛でながら、ゆったりと朝食を味わう贅沢な時間を提供するのがこの企画。

 青森県津軽地方に伝わる郷土料理「じゃっぱ汁」を、フランスの郷土料理である「コトリヤード」風に仕立て、青森らしい特別な朝食が生まれた。渓流テラスに設けた半円型のドームの快適な空間で、“雪見朝食”を堪能したい。


しんしんと降り積もる雪の静謐な美しさと、せせらぎを響かせ飛沫を上げながら流れる渓流のコントラストが美しい奥入瀬渓流の冬景色。

「コトリヤード風じゃっぱ汁」概要

期間:2024年12月10日~2025年3月24日
時間:7:00~8:30/9:00~10:30
料金:1名 4,950円(税込)
定員:1日10組(20名まで)
予約:公式サイトにて3日前まで受付
場所:渓流テラス
備考:荒天の場合は室内で実施する場合があります。

【星野リゾート 西表島ホテル】黒糖尽くしの滞在を楽しむ「黒糖ステイ」

●暖かな南の島で、甘い生活を満喫する


黒糖アイスと黒糖クリームをトッピングしたパフェ、黒糖パンを用いたローストビーフサンドなど、この食材が持つ深いコクや甘みを活かした黒糖づくしのアフタヌーンティー。

 世界自然遺産に登録された西表島で、西表島ホテルは日本初の「エコツーリズムリゾート」を目指す。西表島ホテルが、まだ知られていないこの島の魅力を伝えるために企画したのが「黒糖ステイ」。

 沖縄県で現在、原料がサトウキビ100%の純黒糖を出荷しているのは8つの島のみで、西表島はそのひとつ。到着すると、8島それぞれの黒糖の特徴を楽しむ「ウェルカム黒糖」に迎えられる。

 スタッフとサトウキビ農家を訪れるツアーでは、生産者から直接サトウキビの特徴や黒糖の味の秘密をうかがう。黒糖パンや黒糖アイスなどで構成されるアフタヌーンティーや、黒糖と西表島ならではの食材を組み合わせた黒糖ディナーは、この食材の奥深さを知ることができる貴重な機会。

 さらには「黒糖トリートメント」のオプションなど、冬の西表島でしか経験できない贅沢なプランが用意されている。


生産者を訪ねるサトウキビ畑ツアーで、さらに黒糖への理解を深める。8島のなかでも西表島の黒糖は、クセのないまろやかな甘さが特徴だという。

「黒糖ステイ」概要

期間:2024年12月1日~2025年3月20日(2泊3日プラン)
料金:ひとり65,800円~(税・サービス料込)
含まれるもの:宿泊費、ウェルカムサービス、サトウキビ畑ガイドツアー、黒糖アフタヌーンティー、黒糖ディナー、朝食ビュッフェ2回
予約:ホームページにて2週間前18:00までに予約
定員:1日1組限定 ※1組は2名様まで
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/iriomote/
備考:当日の天候状況により行程変更の可能性があります。

【星野リゾート 磐梯山温泉ホテル】雪に囲まれた酒場で会津の地酒を味わう「雪ん中酒場」

●雪原に出現した酒場で会津の地酒を堪能


ホテルの目の前のゲレンデにオープンした「雪ん中酒場」。雪で作られた灯籠やライトアップされた酒瓶の灯りを眺めながら、会津の酒とおつまみを満喫できる。

 磐梯山の麓に位置する磐梯山温泉ホテルは、スキー場まで徒歩0分、湧き出る温泉も楽しめるマウンテンリゾート。また、ここ会津地方は全国有数の酒どころとしても知られる。そこでこの冬、磐梯山温泉ホテルは目の前のゲレンデに「雪ん中酒場」をオープンする。

 雪壁で囲まれた巨大なかまくら酒場に加えて、ゴンドラ席も用意。人数や好みに応じて席を選ぶことができる。メニューの特徴は、会津で醸されるカップ酒のラインアップが豊富なこと。しかも雪で冷やしたシャーベット状のみぞれ酒に冷凍した桃を入れた「キンキン桃のみぞれ酒」や、いりこやスルメなどの炙った干物を入れた旨味たっぷりの「ホッとヒモノのお燗酒」など、アレンジも楽しめる。

 カップ酒のほかにも、室温約2度、湿度約90%に保たれた雪室のなかで熟成された「雪中貯蔵酒」も提供。冬ならではの会津の文化や風土を心ゆくまで堪能できる。


酒どころの会津らしく、カップ酒の種類は豊富。しかも写真のように炙った干物を入れた熱燗や、凍った桃を入れる冷酒など、アレンジも多彩に楽しめる。

「雪ん中酒場」概要

期間:2025年1月30日~2月28日
※積雪状況に応じて期間が変更する場合があります。
時間:19:00~21:00(ラストオーダー20:30)
料金:日本酒1合1,000円~
場所:でっこら赤べこ雪広場
予約:不要
※宿泊者限定

文=サトータケシ

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