マンU・香川は好スタート! 大津・酒井はベンチ外......サッカー開幕、欧州組の明暗

日刊サイゾー / 2012年9月1日 8時0分

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 日本が大躍進を果たした五輪サッカーの興奮も冷めやらぬまま、海の向こうでは欧州サッカーリーグがすでに開幕している。欧州でさらなるステップアップを果たした選手、欧州初挑戦となる選手、五輪で活躍した注目選手と、ひと口に欧州でプレーする日本人選手といってもさまざま。今回は、そんな"欧州組"たちの新シーズンのスタートを追った。

 今季、欧州でプレーする日本人選手の中で最高のステップアップを果たしたのが、独ブンデスリーガのドルトムントからイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドに移籍した香川真司。マンUといえば世界屈指の名門である上に、レギュラー待遇での獲得。ステップアップというよりも、いきなり頂点に上り詰めた感すらある。だが、プレシーズンマッチでも能力の高さをアピールし、順風満帆かと思われた矢先、開幕直前にアーセナルからオランダ代表で昨季リーグ得点王のロビン・ファン・ペルシーが加入。香川の開幕スタメンは厳しいかと思われたが、開幕戦のエヴァートン戦ではフタを開けてみればトップ下のポジションで90分フル出場。

「直前のプレシーズンマッチでは、本来のポジションであるトップ下から1列下がったセンターハーフで起用されたりしたので、香川も開幕はスタメンで起用されるとは思っていなかったみたいですね。しかし、開幕戦は黒星だったものの、香川自身のプレーは高評価。エースのウェイン・ルーニーとも絶妙な連携を見せていました。途中出場のファン・ペルシーの存在が霞んだほど」(サッカーライター)

 続く2戦目のフルアム戦でも香川はルーニーをベンチに追いやり、トップ下でスタメン出場。早くもこの試合で初ゴールを決め、チームも3-2で初勝利。

「流れからのゴールではなかったけれど、こんなに早くゴールを決めるとは。周囲との連携もまだまだ不十分だし課題はありますが、これ以上ないスタートダッシュだと思いますよ。ただ、ルーニーとファン・ペルシーは不動のレギュラーでしょうから、今後は必ずしもスタメンが約束されているわけではないはず。とはいえ、ルーニーが全治1カ月の負傷なのでチャンス。ルーニーがいない間に、ファーガソン監督にアピールしたいところでしょうね。いずれにせよ、順調な滑り出しです」(同)

 一方、ブンデスリーガに目を移すと、2部のボーフムから移籍した乾貴士のフランクフルトが細貝萌のレバークーゼンに2-1で勝利。また、欧州初挑戦の清武弘嗣のニュルンベルクはハンブルガーSVを1-0で下した。

「清武も乾もスタメン出場で勝利に貢献しましたね。乾はボーフム時代からテクニックに定評がありましたが、1部リーグでも十分に通用することがわかった。清武も五輪での好調もそのままに、後半23分に蹴ったコーナーキックが決勝点につながる活躍。合格点をつけられますね」(同)

 一方、バイエルンから移籍した宇佐美貴史が所属するホッフェンハイムは大津祐樹のボルシアMGに1-2で敗戦。宇佐美は後半24分から出場したが、いいところは見せられず。大津もベンチ外で、3得点を挙げるなど五輪での大活躍もレギュラー獲りには奏功しなかった格好だ。このほかブンデスリーガでは、岡崎慎司と酒井高徳が所属するシュツットガルトは長谷部誠のウォルフスブルクに0-1で敗れた。岡崎はベンチ入りしたものの出場機会はなく、酒井と長谷部はベンチ外だった。

 他国のリーグでは、伊セリエAの開幕戦でインテル・ミラノの長友佑都がフル出場し、ペスカーラに3-0で快勝。露プレミアリーグのCSKAモスクワに所属する本田圭佑は今季リーグ全試合に先発して勝利に貢献するなど、相変わらずの存在感を見せている。このほかにもベルギー・ジュピラーリーグの川島永嗣、蘭エールディヴィジの吉田麻也やハーフナー・マイク、高木善朗など、欧州リーグでは多くの有望な日本人選手がプレーしているだけに、今季も目が離せない。


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