圧巻の『ミタ』意外にもトップ10落ちの『マルモ』......2011年テレビドラマ総決算!

日刊サイゾー / 2012年1月2日 8時0分

 「連ドラを見る」という行為が昔より難しく感じるのは気のせいだろうか。作品ごとのスタート日がてんでバラバラな上、初回のみ15分拡大であったり、最終回は2時間スペシャルであったり、全6回であったり全12回であったり、クールをまたぐ変則的な放送であったり......あ~もうっ! 昔からこんな感じだったっけ?

 まあ、「昔はよかった」とボヤいても若者に嫌われるだけなので、テレビ屋さんの都合は置いといて、2011年に放送された約80本の地上波連ドラの中から、秀作・駄作の数々をここで振り返ってみたい。

■国民の4割以上が見た『家政婦のミタ』

 2011年の代表作といえば、最終回で瞬間最高視聴率42.8%という脅威の数字を叩き出した『家政婦のミタ』(日本テレビ系)。放送前は、某ドラマを文字ったタイトルに「このセンスは、う~ん、どっちだろう」と視聴者を困惑させたが、放送が始まったとたん日本国民は、死んだ夫と息子の遺品に身を包んだ美人家政婦の虜となってしまった。更に主演の松嶋菜々子は、その上品な外見のせいか、いつまでもまとわりついていた"お嬢様女優"のイメージを拭うことにも成功。彼女にとっても二重にも三重にもおいしいお得な作品だったといえるだろう。
 また同作は、「面白いドラマを作れば視聴率は取れる」というキレイごとをストレートに実行してしまったため、後々のことを考えるとある意味、罪深い作品であるといえるかもしれない。

 なお平均視聴率のトップ10は以下の通り(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。

1位『家政婦のミタ』(日本テレビ系)24.8%
2位『JIN -仁-』第二期(TBS系)20.6%
3位『相棒season9』(テレビ朝日系)20.4%
4位『連続テレビ小説 カーネーション』(NHK総合、12/7までの放送分で算出)19.3%
5位『南極大陸』(TBS系)18.0%
6位『江~姫たちの戦国~』(NHK総合)17.7%
7位『連続テレビ小説 てっぱん』(NHK総合)17.2%
8位『相棒ten』(テレビ朝日系)16.2%
9位『私が恋愛できない理由』(フジテレビ系)16.0%
10位『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系)15.9%

 トップ10のうち、最近まで放送されていた10月クールの作品が6作品を占めるという結果に。この時期になぜか評価の高い作品が集中。数字にも素直に表れた形となった。それと正反対なのが7月スタートの俗にいう"夏ドラマ"。一番人気の『ブルドクター』(日本テレビ系)でさえ平均視聴率13.1%と、今夏は連ドラ史上まれに見る凶作の季節であった。

日刊サイゾー

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