売れっ子アーティストが続々移籍で演歌系レコード会社から聞こえる悲鳴

日刊サイゾー / 2012年3月4日 8時0分

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 大手芸能プロ・アミューズに所属する女性3人組のダンス&ボーカルユニット・Perfume(パフューム)がメジャーデビュー以降に所属していたレコード会社・徳間ジャパンコミュニケーションズからユニバーサルJに移籍し、今年1作目の新曲「Spring of Life」を今春発売することが先日発表された。

「同ユニットの曲は海外でも注目されているため、世界戦略を視野に入れての移籍のようだ。ユニバーサルは77カ国に展開し、世界最大のマーケットシェアを誇る。海外進出の第1弾として、昨年発売された最新アルバム『JPN』の収録曲が、日本を除く世界50カ国のiTunes Storeで3月6日より同時配信リリースされることとなり、早くも移籍の効果を発揮した」(レコード会社関係者)

 とはいえ、同ユニットは今や徳間ジャパンにとって看板アーティストとなっていただけに、移籍によるダメージはかなり大きいようだ。

「同ユニットは『JPN』も含め、アルバムは30万枚、シングルは10万枚以上売り上げている。同社は演歌に力を入れているレコード会社のひとつで、同社の演歌歌手のエースは水森かおりだが、昨年11月に発売したアルバム『歌謡紀行X』は2万枚程度しか売れなかった。同社からは吉川晃司もユニバーサルに移籍した」(同)

 ほかに業界内では演歌系と呼ばれているレコード会社は、氷川きよしらが所属する日本コロムビア、北島三郎らが所属する日本クラウン、川中美幸らが所属するテイチクエンタテインメント、香田晋らが所属するキングレコードらがあるが、各社からはこれまでに売れっ子の移籍が相次ぎ、今後も大物の移籍がウワサされているというのだ。

「コロムビアからは河村隆一、クラウンからはSKE48とGACKTが、テイチクからは吉田拓郎がエイベックスへ、キングからは徳永英明がユニバーサルに移籍している。さらに、AKB48関係の姉妹グループはすべてエイベックスへの移籍がうわさされているだけに、キングにとってはAKB48が抜けたら大損失。テイチクもいまや関ジャニ∞が看板だが、関ジャニはいずれジャニーズの自社レーベルに移籍することになりそう。売れっ子アーティストがプロモーション費や制作費をかけられるレコード会社に移籍するのは仕方ないことで、引き留めるわけにはいかない」(音楽関係者)

 音楽配信の活性化でCDが売れず、音楽不況といわれて久しいが、演歌界に新たなスターが誕生しそうな気配はないだけに、演歌系のレコード会社は今後ますます苦境に立たされることになりそうだ。


※画像はPerfume公式サイトより


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