「訴えられて損するだけ......」提訴されたデヴィ夫人のニュースに、大手メディアが尻込みする深い理由

日刊サイゾー / 2012年8月11日 8時0分

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 滋賀県大津市で昨年10月、当時市立中学2年の男子生徒がいじめが原因で自殺した問題を受け、タレントのデヴィ夫人のブログ上に加害少年の母親として勝手に写真を掲載され名誉を傷つけられたとして、兵庫県宝塚市のスタイリストの女性が今月3日、デヴィ夫人を相手に1,100万円の損害賠償などを求め神戸地裁伊丹支部に提訴したことが各メディアで報じられた。訴状によると、デヴィ夫人は7月10日付の自身のブログ上に、提訴した女性の写真を掲載。写真には少年の父親とみられる男性が一緒に写っており、ネット上で流れていたとされる。

「問題の写真は掲載した翌日に削除されたが、写真には『とんでもないのが母親の●●●(原文では個人名)』『自分の息子を人権侵害もはなはだしいリンチ同様な事を平気でする人間に育て上げるとは!』という文章が添えられており、読者にこのスタイリストの女性が加害者の母親であるような印象を与え、ネット上で騒動になった」(スポーツ紙デスク)

 この報道の前日、スポーツニッポンと夕刊フジがデヴィ夫人が女性から提訴される可能性があることを報じた。しかし、デヴィ夫人はブログで「売られたケンカは買いましょう!私は逆告訴します!」と題した文章を掲載し、「何故 悪意も何もない私が、提訴されなければならないのか?」「自分が母親でないことより、『いじめ』を認めない加害者の親を批判することの方が 信頼回復につながると思います」と逆ギレ。スタイリストの女性、スポニチ、夕刊フジの三者を逆に提訴する可能性を示唆。さらに、今月3日付のブログに「『加害者の母親』と表記して写真は出していないし、翌日には写真を削除した。私の知名度を利用した悪質な威力業務妨害に当たると思う」と書き込み、同夫人の弁護士は各メディアに対し「事実関係が違うので全面的に争う」とコメント。女性を相手に提訴する考えを明らかにした。

 このスタイリストの女性とデヴィ夫人の法廷闘争は、本来ならばマスコミやワイドショーが大々的に扱ってもおかしくないニュースのはずだが、意外にも大手メディアは冷めた反応だというのだ。

「もしデヴィ夫人のご機嫌を損ねるようなことがあれば、今度はこっちが訴えられる。そうなると損をするだけ。なので、今は通信社が送ってきたりスポーツ紙が報じた記事を時間に空きがあれば報じるくらい。とにかく、デヴィ夫人は何かあればすぐに訴えてくるんです」(テレビ関係者)

 過去にはこんな事例もあったという。

「2002年7月、デヴィ夫人が都内のホテルで会見し、自身が東京国税局から約1億3,000万円の申告漏れを指摘されていたことを報じた一部週刊誌を刑事告訴する方針を明らかにした。同日は、自ら書き下ろした英会話本の発売会見があり、申告漏れ報道を『キャラクター・アサシネーション(=人格破壊)』と表現するところを『アソシエーション(協会)』と間違え、取材陣に指摘されるシーンもあったが、そのことを報じたスポーツ紙数紙も提訴。結局、すべての案件で和解したようだが、以後、各メディアはデヴィ夫人関連のニュースは要注意扱いになっていた」(同)

 デヴィ夫人流の"圧力"はメディアに対してかなりの効力があったようだが、今回の法廷闘争も複数のメディアが標的にされそうなだけに、その行方が注目される。

※画像はデヴィ夫人公式サイトより


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