年収2,000万円は本当だった! 日本各地を駆け回るエスパー伊東に見る"一発屋芸人"の経済学

日刊サイゾー / 2012年7月12日 8時0分

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 先ごろ放送された『爆報!THE フライデー』(TBS系)で、エスパー伊東の年収が明らかになった。

 エスパー伊東といえば、体を張ったパフォーマンスを「超能力」と言い張る芸風でおなじみだが、テレビで彼を見かけることはあまりない。そんな、決して売れっ子とはいえない彼の年収はこれまで2,000万円以上とささやかれてきたのだが、番組内での彼の弁によると、実際の年収は約2,400万円なのだという。やはりウワサは本当だったのだ。

 伊東の収入の大部分は"営業"によるものだが、営業とはテレビ出演などではなく、地方のイベントなどへ出演するドサ回りのような仕事。伊東のように知名度が高いとはいえない芸人でも年収2,000万円を超えてしまうのだから、芸能人にとって営業とはそれほどまでに実入りのいい仕事なのか。

「結婚式やパチンコ店などのイベントの営業は、芸能人にとって1日で多額の収入が見込めるおいしい仕事なんです。芸能人をイベントなどに派遣する仲介会社も多くあって、ある会社のギャラランクによると、無名の若手芸人が15~20万円、たまにテレビで見かける若手芸人が20~30万円、今人気の芸人が40~60万円、誰もが知っている有名芸人が60万円以上だそうです。番組によると伊東のギャラは20万円らしいので、最低ランクの若手芸人並みということになります。芸歴20年以上であることを考えると屈辱的なギャラ相場ですが(笑)、それでも年収2,000万円以上稼げるのだから文句はないでしょう」(週刊誌記者)

 とくにおいしいのは、一度売れると人気が落ちても知名度だけはあるので、営業先ではそれなりに盛り上がるし、結構なギャラを取れるということ。つまり、一発屋芸人にとっては格好の稼ぎ場ということだ。最近ではほとんどテレビで見なくなったテツandトモやダンディ坂野、にしおかすみこなどは営業で手堅く稼いでいるという。

「もちろん芸能人であるからにはテレビで顔を売りたいし、その出演料で儲けるのが王道なんでしょうが、やはり営業の高額ギャラは魅力。たとえば、吉本の芸人でいえば、今田耕司や品川庄司、次長課長、南海キャンディーズなどの営業ギャラは1日60万円とトップクラスです。ただしトップクラスといっても、桂三枝や西川きよしなどの大御所クラスは200万円といいますからね」(同)

 こうしたトップクラスのギャラであれば、月に2回程度営業をこなすだけで、収入が年間で軽く1,000万円を超えてしまう。もっとも超売れっ子の彼らがテレビ出演の合間を縫って、月に2日も営業に充てるのは困難だといえば困難なのだが......。

 伊東のように割り切って営業に特化するというのは極端なケースかもしれないが、収入が不安定な芸人にとっては一つの生き残り戦術なのかもしれない。

※画像は『高能力芸人エスパー伊東の「ハイ~ッ!」』(CCRE)


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