「mixi飲酒発覚にTwitterアカウント抹消も……」各球団スカウトが頭を抱える、プロ野球新人選手のSNS問題

日刊サイゾー / 2012年11月2日 18時0分

 日本シリーズ開幕直前の10月25日に行われたドラフト会議で、今年も多くの有望な高校生や社会人が各球団から指名されたが、早くも過去の“不祥事”が発覚したのが、中日が3位で指名した龍谷大の古本武尊(たける)外野手だった。

 ドラフト翌日の26日の夕方、インターネット掲示板「2ちゃんねる」に「中日ドラ3古本が飲酒運転」とのスレッドが突然立ち、古本と思われる人物が過去にSNSの会員制交流サイト「mixi(ミクシィ)」に書き込んだ日記が貼り付けられた。

 古本が未成年だった2010年8月に「飲み」の題名で書かれたその日記では「昨日は久々地元のやつと飲んだ(中略)全然飲酒運転で寮まで帰ってそっからドンキ行ってお酒買って朝まで飲んだー」と飲酒運転の事実を堂々と告白していたのだ。

 同球団職員が発見し、フロントがすぐさまスカウトを通して大学側に確認した結果、事実であったことが判明。運転していたのは自転車で、すでに同大学は事実を把握しており、厳重注意を与えた上で反省文を書かせるなど学内処分を終えていたという。

 同30日に京都市内の同大学キャンパスで指名のあいさつを受けた古本は、「このたびは、過去のこと、過去の自分の軽率な行動で多大な迷惑を掛けたことを申し訳なく思っています」と謝罪し、「忘れていたわけではなく、ずっと反省している。野球をしっかりして、反省している、変わったというのを見ていただけたらいい。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話すなどその顔に喜びはなく、終始、謝罪会見のような重苦しい笑顔だったが、古本のケースはかなり異例だったようだ。

「強豪校から弱小校まで高校球児たちの飲酒・喫煙は日常茶飯事で、高野連から処分されるのは、よほど運が悪かっただけ。ましてや、大学生なんか入学したときは未成年でもすっかり“大人扱い”されているから、ドラフトで指名された選手や来年以降の候補で背筋が寒くなった選手たちも多かったはず。女遊びも、ドラフトにかかるぐらいの選手ならば、ある程度モテるのは仕方ない。各球団はドラフト指名選手の“身体検査”はしっかり行っているが、飲酒・喫煙は想定内で、それ以外に、たとえば傷害事件を起こしたとか、女性関係のトラブルとかは根掘り葉掘り調査している」(プロ野球担当記者)

 最近では、比較的若いスカウトも増えてきたというが、ベテランの腕利きスカウトはあまりネットに精通していない40代後半以降の世代が多いようで、そこで各球団が頭を抱えているのが、今回の古本のようなSNSやTwitterでの“不適切”な書き込みだというのだ。

「さすがに、いちいち過去の書き込みをチェックしている時間はなく、それゆえ、古本のようなケースが発生してしまった。同じドラフトで西武から2位指名を受けた、児童養護施設出身ということでメディアから大々的に取り上げられた『房総のダルビッシュ』こと相内誠投手も、入団前に自身のTwitterを更新していたが、整えられた細い眉毛とツヤがあり適度に日焼けをした肌、サングラスを頭にかけたイケイケ風の写真を掲載。書き込みも、とても“優等生”といえる内容のものではなかった。そのままTwitterを続けていると暴走してしまうと思った周囲の人間が忠告したのか、ドラフト翌日の朝にTwitterを閉鎖していた」(同)

 今後、各球団は、ドラフト候補の選手たちにSNSやTwitterでの“不適切”な過去の書き込みがある場合には、しっかりと自己申告させる必要がありそうだ。

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