ビートたけしが画策する『美川憲一・小林幸子のニ人紅白歌合戦』とは!?

日刊サイゾー / 2012年12月19日 13時0分

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芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 先日、ビートたけしが客員編集長を務める東京スポーツの取材があり、さまざまな話を聞いたが、紙幅の都合上、東スポには掲載できないこんな話があった。

「美川憲一と小林幸子が紅白を落選したけど、実はTBSでこのニ人だけの紅白ってのをやろうとしてるんだ。紅白で使おうとした衣装を着せて対決。イントロかかったらやめて、また違う衣装になって、最後には禿げヅラまでかぶせちゃう」

 たけし独特のシャレなのか本気なのかわからない話だが、大手芸能プロの言いなりになって小林を落選させたNHKに弓を引く意味でも、ぜひ実現してほしいものだ。

 今年、小林は紅白34回連続出場に執念を燃やして、紅白恒例の“巨大衣装”を発注していたが、事務所幹部の泥沼解任騒動で、紅白に影響力を持つ芸能界の大物に嫌われた結果、落選。3年ぶりの出場がウワサされていた美川も、小林のとばっちりを食って落選した。

 すでに小林と美川の過去の豪華衣装対決を収めた『二人だけの紅白歌合戦!』(コロムビアミュージックエンタテインメント)というDVDは発売されているが、ヒットしているという話は聞かない。しかし、テレビでの「二人の紅白」ならば、怖いもの見たさで人気を集めるような気がする。それも低視聴率記録を更新し続ける、たけしととんねるずの石橋貴明がMCを務める『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』(TBS)でやってほしい。

 この番組、TBSの日曜のゴールデンタイムの視聴率が何をやっても取れないことから、番組編成局がたけしに頼んで、石橋とのコンビで、10月からスタートさせた番組だった。ところが、初回視聴率と8.8%と期待外れ。2回目以降は5%台に落ち込み、12月2日に放送された2時間スペシャルは5%を割って、4.6%とゴールデンの新記録を作った。

 4日放送のスペシャルでは、若手お笑い芸人たちがさまざまな“スナックを舞台にしたコント”を披露するという企画が盛り込まれていたが、これは筆者だけではなく、お笑い好きのマスコミ関係者も“最高に面白かった”と絶賛した。にもかかわらず、あの視聴率。筆者がたけし贔屓ということもあるが、あまりの視聴率の低さに、ビデオリサーチの調査方法に問題があるのではないか、と訝しがってしまう。

 日曜の夕方に放送されている日本テレビの長寿番組『笑点』の平均視聴率は今も18%を超えている。『笑点』の大喜利はマンネリ化して、面白くもなんともないのに、お年寄りがテレビにかじりついている時間帯だ。これは、以前から言われていることだが、視聴率調査に協力してくれる世帯にはお年寄りがいる家が多く(若い人しかいない世帯はそもそも日中に家にいる時間が少なく、ビデオリサーチの調査依頼を引き受けにくいとの説もある)、そのお年寄りが見る番組の視聴率が伸びやすいという状況を反映しているのではないか。

 一方、たけしたちが『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』でやろうとしていることは、「実験的な笑い」をテーマにしているだけに、お年寄りには理解しにくい。しかし、視聴率が上がらないと番組は継続できない。ゆえにたけしが語った、美川と小林の「二人の紅白」は、お年寄りを引きつけるのには格好な企画になるのではないか。あまりのふざけっぷりに反感を買う可能性はあるが、それもまた、たけしらしい。是が非でも視聴率がほしいTBSにとっても、紅白落選で暗い年末を迎える小林と美川にとっても、朗報になる企画だ。なにより、いびつな視聴率至上主義、大手芸能プロ偏重主義に陥ったテレビ界に、一石を投じることになるはずだ。
(文=本多圭)

日刊サイゾー

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