協賛店舗が告発!「街コンが半グレに侵食されている」

日刊サイゾー / 2013年1月3日 13時0分

 2000年代半ばに北関東で発祥し、出会いを求める男女に支持を受けている街コン。2012年には大小合わせ、1000件を超える街コンが全国各地で開催されたという。しかし最近、開催に絡み、不穏な動きが出始めているという。

「うちの店が街コンに協賛店として参加したのは、ある運営会社から地元の飲食店組合に話が来たのがきっかけです」

 そう語るのは、今年10月に街コンに協賛店舗として参加した、東京都内のある商店街で飲食店を営む男性だ。その後、運営会社とのすり合わせを経て、この男性は、組合の別の6店舗と共に街コンへの協賛を決めた。「収益は大して出ないが、地域活性化につながる」という運営会社側の一言に背中を押されたという。

 しかし、雲行きが怪しくなったのは、その直後のことだった。

「街コンは、4時間食べ飲み放題で参加者は出入り自由。参加費は男性4000円、女性3500円という内容でした。しかし店側の取り分は、男性2000円、女子1500円程度。この時点で赤字確定ですが、地域活性化に結びつけたい思いで出血大サービスすることにしました。ところが、開催1カ月前の最終打ち合わせで、運営会社からやって来たスキンヘッドのいかつい男は『こんなショボイ内容じゃ詐欺だと言われる』と、グレードを上げることを要求してきたんです。それ以上の赤字を抱えることはできないと断ると、『契約不履行で訴えるぞ』と恫喝してきました」

 しかし、実際に契約不履行をしてきたのは、運営会社側のほうだった。

「ほかの協賛店舗のオーナーから言われ、街コンのチケット予約サイトを見てみてびっくり。私たちへの説明と異なり、参加費は男性6500円、女性5000円になっていたんです。これについては協賛店舗の連名で抗議しましたが、『契約書には参加費をいくらにするとは書いていないだろう』と、かなり荒い口調で突っぱねてきた。ボイコットも考えましたが、そうすれば商店街のイメージはかなり悪くなる。我々は泣き寝入りするしかありませんでした」

 結局、街コンは男女400人分のチケットも売り切れ、盛況のうちに幕を閉じた。この男性によると、運営者側は一夜にして150万円以上の粗利を得た計算になるという。一方、協賛の7店舗には、それぞれ8万円前後の赤字が残った。さらに「街コン後の商店街の清掃」という約束も果たされないまま、運営会社とは連絡が取れなくなったという。

「その後分かったことなのですが、運営会社はかなり札付きのイベント会社で、街コンを開催した都内のほかの商店街とも複数のトラブルを抱えているらしい。よく相手を確認しなかったこちらも悪いですが、許せない」(同)

 純粋な出会いを求める男女が集う街コンが、半グレたちの収入源になっているとは、皮肉すぎる。
(文=牧野源)

日刊サイゾー

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