プロ野球・楽天の星野監督 優勝目前“マー君取材禁止令”で報道陣と壮絶バトル勃発中
日刊サイゾー / 2013年9月3日 13時0分

現在、初Vに向けひた走るプロ野球・楽天イーグルス。だが、その裏では“その時”が近づくほど周囲が騒がしくなっている。田中将大宅の“週刊誌襲撃事件”だけじゃない、現場のゴタゴタ感とは――。
球団創設9年目。8月30日に対ソフトバンク戦で登板、先発し、開幕から19連勝となったエース・田中や首位打者街道を突っ走る銀次らの元には「ホームゲームには、キー局やCS番組の制作陣が訪れ、ビジターの試合には在仙の放送局のスタッフが取材で訪れるなど、現場ではいい意味での違和感があるそうです」(スポーツ紙プロ野球デスク)。
そんな心地よいものであれば、現場はいくらでも大歓迎だが、一方で「不慣れさ」が元で球団サイドと報道陣のバトルが勃発したという。
「そもそもは28日に京セラドームで行われたオリックス戦の試合前の練習後、翌日の試合に先発予定のルーキー・則本昂大を報道陣が“慣例”として囲み取材をしていたんです。ところが、その様子を見た星野仙一監督が大激怒。直後に広報担当者を監督室に呼びつけ『一体、どないなってるんや!』と怒鳴りつけた」(同)
翌日、場所をほっともっとフィールド神戸に移すと、広報担当者は「翌日、先発する投手への取材は控えてほしい」と頭を下げたが、報道陣は「それじゃ取材にならない!」とブチ切れ。ベンチ前では選手や監督の取材そっちのけで、30名ほどの報道陣が球団関係者に「それなら“全面的に取材を禁止した”と通達書を出せ!」「先発投手はおろか、野手も取材できないのか!」と声を上げた。
「球団の言い分は2つ。1つは、監督が『選手の口から戦力情報を漏らされたくない』という意向がある。もう1つは、気候が変わるこの時期に、汗をかいた選手を練習後、速やかにロッカーに行かせて、コンディションに細心の注意を払いたい、ということ。ですが、この揉めごとが起きた翌日は、田中の登板日。マー君に殺到する報道陣を蹴散らしたかったのでしょう。一時は『全選手の練習後の取材はNG』ということになりそうでしたが、最終的には球団トップと報道陣が話し合い、元通りになるよう交渉することになりそうです」(同)
球団のスローガンよろしくとばかりに“ヒート”する報道陣をうまく味方につけられるかどうか、若い球団の苦悩は続きそうだ。
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