「菊地凛子を主演に……?」故・藤圭子さんの生涯“ドラマ化”争奪戦が勃発中

日刊サイゾー / 2013年9月6日 9時0分

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 8月に自殺した稀代の歌手、藤圭子さん(享年62)の半生をドラマ化しようと、複数の制作会社が競って企画を立案中であることが分かった。

 制作会社J社では脚本家が、仮題を『夢は夜ひらく』として提案。この話を知るテレビディレクターによると「歌手時代の活躍はもちろん、謎に包まれたデビュー前の話やアメリカに渡って結婚するまでの話、引退後の生活なども可能な範囲で取材した上で組み立てられたら、という感じだと聞いた」という。

 さらに、これとは別のドラマ制作プロデューサーが「2~3時間の特番でドラマ化したい。藤さん役を菊地凛子さんに引き受けてもらえたら……」という話を周囲に漏らしており、少なくとも2つの制作陣がドラマ化の意向を持っていることが分かっている。

 ただ、双方とも遺族や関係者の許可を得なければならないという大きなハードルがあり、実現までの道は近くはない。前出ディレクターによると「藤さんの半生を描く上で欠かせないのは元夫の宇多田照實氏ですが、この件に関してはこれまで取材も一切受けていませんし、結婚時代のことを探られるのを相当に嫌っている様子。また、藤さんの実兄の三郎さんにすら遺体との面会を許さなかったぐらいで、現在、非常にナーバスになってしまっている」という。

 それでも「時間が経過したら、状況も変わってくるのでは」と、どちらの関係者もあきらめていない様子で、前出プロデューサーの方は、関係の深いフジテレビの役員から「やれるなら年末、通常の倍以上の予算を出す」という意向を受けたというウワサもある。交渉に時間がかかることを考えれば、今年の年末に間に合うかは非常に厳しいという見方もあるが「企画を2~3年、寝かせることも珍しくない業界。リミットを決めなければ、不可能ではないのでは」とフジ関係者は話す。

「例えば、宇多田ヒカルの音楽活動にメリットがあるよう配慮した作りにするとか、彼女の意向を全面的に反映したものにするとか、手段はあります」(同)

 ドラマ化についてフジテレビに問い合わせてみると「現段階で藤圭子さんのドラマ化という話はありません」と否定したが、現在、藤さんのベストアルバムのセールスは急上昇中。セールスチャートでは、2005年発売の『GOLDEN☆BEST 藤圭子』(BMG JAPAN)は300位圏外から一気に50位に、10年発売の『GOLDEN☆BEST 艶歌と縁歌』(ソニー・ミュージックダイレクト)も203位から64位に上がり、これは藤さんにとって約40年ぶりのヒットとなっている。貪欲なテレビ関係者が食いつくのも当然か。
(文=ハイセーヤスダ)

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