都知事選出馬も取りざたされるビートたけし「そのまんま東は、俺を利用しようとするだろうね」

日刊サイゾー / 2013年12月26日 19時0分

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芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 猪瀬直樹が都知事を辞任したことで、年の瀬も押し詰まったにもかかわらず、都知事選レースの行方が大きな注目を浴びている。そんな中、「週刊文春」(12月26日号/文藝春秋)に「混迷都知事レースにビートたけし急浮上!?」なる見出しが踊った。読者アンケートをベースにした記事だが、その根拠として、たけしが東京五輪に情熱を持っていることを挙げている。しかし、たけしを知る筆者にとってはあり得ない話だ。

 ところが、その後も、スポニチが社会面に大見出しで「たけし、都知事選急浮上」と報じた。記事では「永田町関係者によると『10日ほど前に周囲に“オレがやろうかな”と真剣に話していた』」とある。しかし、内容はほとんどは「文春」と変わらず。信ぴょう性を高めるような情報はなかった。にもかかわらず、この日から、たけしが所属する「オフィス北野」には取材が殺到。森昌行社長が「100%ありえない」と否定すると、「じぁ、200%ではないんですね」と念を押されたという。

 この話を聞いたたけしは、「ふざけんなって。%の計算がおかしくなっているじゃない。橋下府知事が“知事選出馬は2万%ない”と言っておきながら出馬してから、おかしくなった。%は100まで。今の記者は数学も知らない」と苦笑した。

 混迷する都知事選レースについては「ポスト猪瀬は、自公民の公認を取った奴の勝ちだね」と分析。気になるのは、先ごろ議員辞職した、元弟子の東国原英夫が出馬するかどうかだ。「文春」のアンケートでは「東国原は都知事にふさわしいと思うか?」との質問に、92%が「思わない」と答えていた。本人も議員辞職した時は「都知事選出馬は考えていない」と否定していた。しかし、彼は前々回の都知事選でも169万票を集めた実績がある。

 東国原は議員辞職する前にたけしに会って、「辞める」と報告してきたという。その様子を見たたけしは、「都知事選を狙っているのは間違いない」と推察している。しかし、議員辞職以降、東国原からは連絡はないそうだ。そんな東に対してたけしは、東京スポーツ新聞の客員編集長インタビューで「東は、俺を利用しようとするだろうね」とも語っている。その言葉の裏には、どんな意味があるのか。

 たけしは、政府の「アジア文化交流懇談会」のメンバーで、今夏、安倍晋三総理と直接意見交換。その後、年末の特番でも共演し、東京五輪の演出について熱く語った。実はたけしを同会メンバーに推薦したのは、小泉純一郎元総理の元秘書で、内閣参与の飯島勲氏。同氏は安倍総理に対する影響力を持つ実力者で、最近はたけしとの関係を深めている。

 このように、たけしが自民党との太いパイプを持っていることを知っている東は、たけしを支持する浮動票を狙い、「たけしさんから、“しっかりやれよ”と言われました」と自民党幹部にすり寄って、同党公認を取りにかかるかもしれない。それが、たけしの読みだ。一方で、現在“本命”といわれる舛添要一が自民党に頭を下げて、同党の公認を取ったら、負け戦を嫌う東国原は、あっさりと降りるかもしれないともいう。果たして、師匠の読みは当たるだろうか?

 また、かつてたけしの番組でアシスタントをしたことがある民社党の蓮舫や自民党の丸川珠代の名前も、候補として挙がっている。舛添も含め、くしくもたけしの周辺にいた人物たちを軸に、水面下の攻防戦は立候補締め切りぎりぎりまで続きそうだ。
(文=本多圭)

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