天海祐希主演『緊急取調室』が視聴率16.1%で大逆転! テレ朝ドラマの“媚びない”強さ

日刊サイゾー / 2014年1月24日 20時30分

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 主演の天海祐希が叩き上げの女刑事を演じるドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系)の第3話が23日に放送され、平均視聴率16.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。1月スタートの連ドラの中でトップを走っていた向井理主演『S -最後の警官-』(TBS系)最新話の視聴率を抜いたことが分かった。

 『緊急取調室』は初回こそ平均視聴率12.5%とイマイチだったが、「面白い」と評判を呼び、回を追うごとに視聴率が上昇している。一方、「日曜劇場」枠で放送中の『S -最後の警官-』は、放送前から映画化が発表されるなど大きな話題を呼び、初回平均視聴率は18.9%と好調な滑り出し。しかし、第2話では15.2%まで急落してしまった。

 『緊急取調室』は、可視化設備の整った特別取調室で、厄介な被疑者を取り調べる専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」に焦点を当てた刑事ドラマ。キャストは天海や速水もこみちのほか、田中哲司、でんでん、大杉漣、小日向文世、草刈正雄など名バイプレーヤーたちが脇を固める。

 第3話では、経済産業省のエリート官僚が自宅の階段から転落死。妻(安達祐実)が殺害を自供したが、その後、被害者が国家機密に関わる業務を担当していたため、キントリに妻の取り調べ要請が下る……というストーリであった。

 放送後には、視聴者から「脚本もキャストも、クオリティが高い」「舞台演劇を思わせるような密室劇だが、演技が素晴らしく飽きさせない」「気持ちいいシーンが多い」「専業主婦の苦悩と、仕事を持つ母の心理戦に涙が出た」といった声が。さらに第3話にゲスト出演した安達の演技を絶賛する声は多く、「とにかく、安達祐実の演技がすごかった」「安達祐美って、こんなに演技うまかったんだ」「安達が、天海をビンタするシーンが最高だった」という声が相次いだ。

 一方、視聴率下降中の『S -最後の警官-』は、視聴者から「熱い男たちが魅力的」「向井理と綾野剛がカッコよすぎる!」といった好意的な感想もあるが、「期待外れ」「ストーリーが狙いすぎ」「主人公が好きになれない」という酷評も少なくない。

「テレ朝の刑事ものは、役者の演技もさることながら、緊張と緩和の作り方がさすがですね。『緊急取調室』は評判がいいですから、今後の数字次第でシリーズ化もありえそうです。『S -最後の警官-』は出だしこそ好調でしたが、どうしても“視聴者に媚びてる”という印象が否めない。『半沢直樹』(TBS系)の大ヒットにも当てはまりますが、最近は話題性よりも“媚びない番組”が受け入れられやすい傾向がある。視聴者は、そういうところまで、ちゃんとくみ取っているんです」(テレビ誌ライター)

 このライターは、「近頃の視聴者は、“あざとさ”を感じ取った途端、冷めてしまう嫌いがある」というが、テレ朝の多くのミステリードラマが結果を残しているゆえんは、このあたりも関係しているのかもしれない。

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