檀れい主演『福家警部補の挨拶』視聴率11.5%急落! 倒叙モノは“田村正和レベル”でないとムリ!?

日刊サイゾー / 2014年1月28日 9時30分

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 サントリー「金麦」のCMなどでおなじみの女優・檀れい主演刑事ドラマ『福家警部補の挨拶』(フジテレビ系/火曜夜9時~)が、ピンチに立たされている。

 同作は、まず犯人の視点で犯行が描かれ、その後、犯行経緯が暴かれていく一話完結の“倒叙モノ”。檀が演じる福家警部補は、ほぼ表情を変えず飄々としながらも、「あともう一つだけ聞きたいことが……」としつこく相手に詰め寄る“変わり者刑事”という役柄。ほかに、SMAP・稲垣吾郎や柄本時生などがレギュラー出演し、毎回異なるゲスト俳優が犯人を演じる。なお、初回は反町隆史、第2話は富田靖子が犯人役であった。

 初回こそ平均視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好調だったが、第2話では11.5%まで急落。視聴者から、「壇れいが美しい」「稲垣吾郎がカッコいい」といった声も上がる一方で、「主役がミスキャスト」「役が檀さんに合っていない」「主人公に魅力を感じない」という声が目立つ。

「同作の敗因は、“倒叙モノ”に挑戦したことで、檀さんのハードルを上げてしまったことでしょう。一般的な刑事モノは、主人公と視聴者が一緒に事件解決へ向かうことで、緊張感や驚きを共有することができる。しかし“倒叙モノ”は、登場人物よりも先に視聴者が真実を知るため、視聴者優位の状態からスタート。多くのシーンにおいて、視聴者が主人公を“観察する”ため、主人公がよほど魅力的でない限り退屈してしまう。“倒叙モノ”で有名な米ドラマ『刑事コロンボ』主演のピーター・フォークも、『古畑任三郎』(同)の田村正和も、圧倒的な存在感を放つ名優。民放連ドラ初主演の檀さんには、荷が重かったかもしれない」(テレビ誌ライター)

 ドラマに限らず、推理小説においても「主人公のキャラを許容できない限り、最後まで読むのは苦痛」といわれる“倒叙モノ”。刑事ドラマが量産されている日本ドラマ史においても、“倒叙モノ”となれば作品数が極端に減少。それだけ難しいジャンルなのだろう。

 しかし、視聴者の意見はシビア。檀が今後、低視聴率女優のレッテルを貼られなければいいが。

日刊サイゾー

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