故・永井一郎ラスト『サザエさん』視聴率23.7%、最後のセリフに「感慨深い」「波平らしい」の声

日刊サイゾー / 2014年2月10日 17時30分

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 先月27日に亡くなった声優・永井一郎さん(享年82)が、生前に磯野波平役を演じた最後のエピソードが9日、アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)で放送され、平均視聴率23.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と高視聴率を記録したことが分かった。

 最後のエピソードは、奇しくも「波平、親切騒動」という波平にスポットを当てた物語。「ただいま。疲れたらから少し休ませてくれ」と帰宅早々、日中にもかかわらず布団に入ってしまった波平。「体の具合が悪くなったんじゃないの?」と心配するサザエに、フネは「出かける時は元気だったんだよ?」といぶかしがる。後にそれが、見ず知らずの人を世話したことによる“親切疲れ”だということが分かる……という心温まるストーリーであった。

 このエピソードの波平の最後のセリフは、「うっかり道も教えられんわ!」であったが、これにTwitter上は「最後は波平さんらしいセリフだった」「あれが永井さんが演じる波平さんの最後のセリフかと思うと、自然と涙が出ました」「いやいや、あなたから道を教わった人はたくさんいますよ」などと、温かい投稿であふれた。

 また翌10日、波平役の後任が、『ちびまる子ちゃん』(同)の永沢君やヒデじい、『名探偵コナン』(日本テレビ系)の目暮警部などの声で知られる声優・茶風林が務めることが発表された。本人は「永井さんが造り上げた“磯野波平”というキャラクターのイメージを損なうことのないよう、大切に、精一杯務めさせていただきます」とコメントしており、ネット上では「妥当な人選」「声が似てるから、すぐになじみそう」と、好意的な意見が多く見られる。

「2005年に、ワカメ役の声優が二代目の野村道子さんから、三代目の津村まことさんに変わった際には、『声が子どもっぽくない』『違和感が拭えない』『いつまでも慣れない』という意見が相次いだ。ただ、今回の波平役の交代については、歓迎ムード。ベテランの茶風林さんは、アニメファンからの信頼も厚く、視聴者もすぐに声の変化に慣れそうだ」(芸能記者)

 新しい声の波平が、これまで通り“日本のお父さん”としてお茶の間に定着するのも、そう時間はかからないのかもしれない。

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