反則指示・罵声・恫喝で追放中だった亀田三兄弟の父・史郎氏、ボクシング界復帰熱望も……

日刊サイゾー / 2014年2月19日 19時0分

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「これで史郎さんの業界復帰は絶望的になった……」

 プロボクシングの亀田兄弟が所属する亀田ジムが2月7日、日本ボクシングコミッション(JBC)からライセンス失効の処分を受けたことで、兄弟は日本国内で活動の場を失った形となっている。これについて、ある首都圏のボクシングジム会長は「永久追放されている父親・亀田史郎氏の復帰の道が完全に閉ざされた」と話す。

 昨年12月、次男・大毅が試合に負けても王座防衛となった問題で、史郎氏はマスコミの取材を受けた際「JBCは日本の恥」などとJBC批判を展開。前出ジム会長は「復帰を後押ししていたジム会長は数名いたが、これでもう不可能になった」と話す。

聞けば、史郎氏は指導者として表舞台に復帰することを切望していたという。

「史郎さんはあの一家の中で一番の目立ちたがり屋だから、裏方でいるのは我慢ならないんだよ。それで親しい関係者に『俺の復帰を認めさせろ』と指示しており、水面下で動いていた」(同)

 史郎氏は2007年、大毅の世界タイトルマッチでセコンドについていたが、リング上で相手陣営に罵声を浴びせたり、反則行為を指示するなどの問題行動で、セコンドライセンスの無期限停止処分を受けた。その後、JBCにライセンス復帰を嘆願していたが、4年前に長男・興毅が世界タイトルマッチに負けたことに腹を立て、試合の裁定とは直接無関係のJBC関係者に八つ当たり。「おどれのクビをとったる。オレを怒らせたら、もう終わりじゃ!」などと恫喝したことでJBCから資格取り消しの処分を受け、事実上の永久追放となった。

 どう見ても自業自得の追放ではあるのだが、前出ジム関係者によると「自分で頭を下げられる人ではないから、親しいジム会長に、定期的にJBCに足を運ばせては復帰要求を続けさせていた。もちろん、JBCはそれにまったく応じなかったが、史郎さんは『三兄弟を同時世界王者にすればギネスブックにも載るし、世間の評価も高くなって復帰の声が集まるやろ』と期待していた様子だった」という。

 実際に三兄弟は昨年、同時世界王者を達成し、これはギネスブックに登録されたが、史郎氏の思惑は大ハズレ。復帰の機運は高まるどころか、その逆だった。というのも、史郎氏は日本の処分が及ばないのをいいことに、海外の試合で三男・和毅のセコンドについてしまったからだ。

「ルールには違反していないが、JBC関係者が快く思わないのは当然。JBCに根回しを続けていた親しいジム会長も、さすがにさじを投げてしまった」(同)

 そしてダメ押しとなったのが、今回のJBC批判だったというわけだ。

「ただ、目立ちたがり屋の性分だから、なんとかしてまた脚光を浴びたい様子。東京五輪に向けて、アマ選手を育成する計画があるという話は聞いた」(同)

 プロとアマでは組織が違うため、アマチュアボクシング界の指導者としてやり直すことは不可能ではないが、ただ当のアマ関係者からは「揉めごとを起こすのは、時間の問題では?」と不安な声が早くも上がっている。
(文=和田修二)

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