東スポ映画大賞、故・やしきたかじんさん「お別れ会」……ビートたけしを悩ませるものとは

日刊サイゾー / 2014年2月28日 13時0分

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芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 2月23日に東京プリンスホテルで「第23回東京スポーツ映画大賞」と「第14回ビートたけしのエンターテインメント賞」の授賞式が行われた。

 筆者は、東スポ映画大賞に第1回から裏方として参加しているが、今回はたけしが会場に現れるまで、「もしかして、来ないのではないか?」と危惧した。というのも、受賞した映画(作品賞『舟を編む』、監督賞は『そして父になる』の是枝裕和監督など)があまりにも地味すぎて、実際には賞を贈るほどのレベルの作品ではなく、たけし自身のテンションがひどく低かったことを知っていたからだ。

 東スポ映画大賞は、全国の映画祭のプロデューサーによってノミネート作品が決まり、そこからたけしが独断と偏見で受賞作を選んできた。しかし、今回はたけしの琴線に触れる作品はなく、結局は映画祭プロデューサーの支持数が多かった作品から受賞作が決まった。たけしは、審査には直接関与していなかったのだ。

 それゆえ、当日になって会場に来ないのではないかと心配したが、いつも通りにホテルに現れたたけしを見て、ホッとした。ただし、心配はそれだけではなかった。関係者はたけしが授賞式で、わざわざ来場してくれた是枝監督や『舟を編む』主演の松田龍平がいる前で「見たい映画はなかった」と言い出すのではないかと、冷や汗もんだったのだ。

 ところが、いざ、授賞式が始まるや、たけしは出席者に気分の悪い思いをさせてはまずいと思ったのか、それなりにそれぞれの作品に対する的確なコメントを出して、出席者や会場のお客を満足させた。その反動か、フジテレビの『THE MANZAI』に毒づいたり、日本の映画祭や映画会社を猛烈批判。関係者はここでも肝を冷やしたが、それがまた会場を沸かせ、来場した友人たちからも、帰り際に「面白かった」という言葉を聞いて、ホッとした。

 確かに、たけしが思ったように、最近は製作費が捻出できないためにスケールの小さい映画が目立ち、「世界のキタノ」がお墨付きを与えるにふさわしい作品がなくなっているだけに、映画大賞の方向を考える時期が来たのかもしれない。

 そのたけしが発起人の一人として名前を連ねているのが、3月3日に大阪のリーガロイヤルホテルで開かれる、故・やしきたかじんさんの「お別れ会」だ。同会に関して、筆者は関西のお笑い関係者から、“当初、3日ではなく5日に開く予定だったが、未亡人の鶴の一声で変更になった”という情報を入手した。

 たかじんさんは、闘病を支えてくれた32歳年下のA子さんと昨年秋に入籍。1月3日に食道がんで亡くなる前に「俺が死んだら、すべてお前に任せる」という遺言を残して死んだといわれているが、火葬にはA子さんはじめ、たった6人しか参列せず。たかじんさんの実母は、火葬が済んでから、しかも孫娘を通じて死を知らされたという。

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