被害者が続出! 欺しアダルトサイトの計略にはまって、個人情報がダダ漏れに

日刊サイゾー / 2014年3月17日 16時0分

写真

 アダルトサイトを見ていて、再生ボタンを押した途端に「会員登録されました! ○万円払ってください」などと表示されることがある。初めて見た人は驚くのではないだろうか。つい最近も、知人の女性から相談を受けた。

 「iPhone エロ」といったキーワードで検索し、見つかったサイトで動画を再生しようとすると、いきなり「有料会員登録完了」と表示されて、3~10万円ほどの請求金額が表示されたのだ。さらに、目立つところにクーリングオフや契約抹消、退会希望といったリンクが用意されている。アダルトサイトを見ていたことを誰にも知られたくない人は焦ってしまい、退会手続きを始めてしまう。実は、これが相手の思うツボなのだ。

 ウェブを閲覧しているだけで、個人情報を引き出されることはない。IPアドレスという、ネットワーク上の電話番号のようなものは記録されるが、IPアドレスから個人情報を引き出せるのは警察経由のみ。詐欺をする輩がアクセスできる情報ではないのだ。そこで、彼らはなんらかの方法で個人情報を得ようとする。この手口が、またよく練られているのだ。

「誤操作で登録してしまった人は23時間以内に連絡をください」
「登録から3日までは解約料金は○円ですが、4日目以降は○十万円かかります」
「滞納者は、規約に則って訴えます」

といった文言が並んでいる。ご丁寧に「このウェブページは違法サイトではありません」と書いてあることも。そして、極めつきの脅し文句が、金を払わないなら「自宅」や「勤務先」に連絡する、というもの。恋人や親にバレたくないとか、会社に言われたら恥ずかしいなどと考えて、金額はともかく、なんとかしようとして連絡してしまう人がいるのだ。

 相談してきた女性も、すぐにメールでキャンセルを申し込んだ。そうすると、「メールの情報だけでは解約できないので、電話をかけてくれ」という返信が届く。一刻も早く安心したい女性は電話をかけたが、そこで「○○さんですね」と本名を言われて、恐怖でパニックになり電話を切った。そして、筆者に相談の連絡をよこしてきたのだ。

 前述の通り、ウェブページが表示されただけでは、そこにどんな脅し文句が書かれていようと、相手は何もできない。しかし、メールを送ってしまうと、メールアドレスと、その発信元として登録している名前が相手に表示される。電話をかけたときに名前を呼ばれたのは、これが理由。そして、電話をかければ、電話番号も渡ってしまう。しかも、リンクから電話をかけると、ご丁寧に「186」が付けられ、電話番号が相手に強制表示されてしまうのだ。本名と電話番号、メールアドレスがそろうと、やる気になれば本人特定は可能になる。そのため、できれば最初から無視するのが正解だ。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
日刊サイゾー

トピックスRSS

ランキング