薄っぺらい『バイキング』は「楽しくなければ~」を捨てたフジテレビの象徴か

日刊サイゾー / 2014年4月4日 0時0分

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 長寿番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の後番組としてスタートした『バイキング』の視聴率が、早くも裏番組に抜かれてしまった。

 EXILE・TAKAHIROがMCを務めた初回放送は、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)と並び視聴率6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/記事中、すべて平均視聴率)を記録。水谷豊がゲスト出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)や、情報ワイド番組『ひるおび!』(TBS系)を抜き、民放トップの好発進となった。

 おぎやはぎがMCを務めた翌日の『バイキング』は、視聴率5.6%を記録。6.5%の『ひるおび!』や、6.3%の『徹子の部屋』に抜かれてしまった。

 接戦が繰り広げられている昼の“帯番組対決”だが、ネット上の感想を見る限り、『バイキング』の評判はいいとはいえない。

「初回では、最近誕生した言葉“ソーセージパン男子”を取り上げたほか、TAKAHIROが牛カツ屋を紹介する“食レポ”、江角マキコがマイブームを紹介するコーナーなど、盛りだくさん。しかし、コーナーばかりが多く、情報としてはかなり薄かった。ネット上では『ネットに頼りきった情報なんて、ネット見れば済む』『食レポが牛かつ屋一軒とかありえない』『長寿番組を終わらせてまで、やりたかったことが、これ?』などと、厳しい意見が相次いだ。

 また、2回目の放送のメーン企画は、GENERATIONS from EXILE TRIBEの関口メンディーによるダイオウイカの捕獲ロケでしたが、メンディーは漁船に乗り込んだものの、漁に手を出すことは許されず、『ダイオウイカいますか!?』などと騒ぐばかり。当然、一度漁船に乗ったくらいで捕獲できるはずがなく、視聴者からは『まるでローカル番組みたい』『煽るばかりで、内容がない……』という否定的な声が噴出した。しかし、決して出演者が悪いわけではなく、あくまでも企画の問題。フジは今後、視聴者の意見をフレキシブルに聞きながら、徐々に内容を変えていく姿勢のようですから、今後に期待したいですね」(芸能ライター)

 フジの姿勢には、視聴者も薄々勘づいているようで、「これだけ発想ゼロの雑多な企画、なんだか視聴者を実験台にしている感じがする」「視聴率を取るために、ポリシーのない番組を目指してるんだろう。視聴者は舐められたものだな」という声も。

「長らく、『楽しくなければテレビじゃない』という信念を掲げてきたフジですが、この4月からの新キャッチコピーは『ヘンシン!新型フジテレビ』。『バイキング』が雑多で、薄っぺらい企画を詰め込んでいるのは、フジが変わろうとしているから。ここ数年、『時代遅れ』『企画力不足』などと言われ、他局に視聴率で遅れをとってきたフジが、エゴを捨て、視聴者目線に立って番組を作ろうとしている。『バイキング』は、そんな今のフジを象徴する番組なんです」(同)

 今後も、さまざまな企画が試される『バイキング』。視聴者に受け入れられる番組へと、“ヘンシン”することはできるだろうか?

日刊サイゾー

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