プロ野球・好調「首位」オリックスでくすぶる“ブチ切れ”糸井嘉男の心境とは

日刊サイゾー / 2014年4月17日 21時30分

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 今年のプロ野球界OB諸氏の順位予想で、軒並みBクラスに位置付けられていたオリックス・バファローズ。ところが、対戦がひと回りした15日終了時点で、ソフトバンクと同率の首位をキープ。“春の大珍事”に、ファンの間では早くも1996年以来、18年ぶりのリーグVを期待する声も聞こえてくるが、実はそのアキレス腱にいるのが“超人”糸井嘉男。キャンプから元気のよかった彼が今、“ブチ切れ”状態となり、周囲が慌てているのだ。

 13日のソフトバンク戦(ヤフオク!ドーム)では、右ワキ腹に違和感があり長期欠場もあり得るとみられていたが、15日に本拠地・京セラドームで行われた日本ハム戦では3番センターでスタメン出場。タイムリー1本を含む3打数2安打と結果を残し、チームも3-1と勝利。先発の西勇輝は7回3安打無失点とファイターズ打線を抑え、投打のヒーローが首位陥落のピンチを救った。

 試合後、森脇浩司監督も「(痛みとは)付き合いながら(の出場)になるんじゃない?」とコメントするなど、万全ではない状況でも、可能な限りスタメン出場させることを示唆。糸井本人も、痛みについて「はい、大丈夫です」と気丈に振る舞ったが、今後については「気持ちが落ちてるんで……ソーリー……」とだけ言い残して帰路に就いた。

 この日、ほぼすべての報道陣が“超人”を取り囲んだ形となったが、駐車場で並んで歩く数十メートルの区間は「俺に話しかけるな! という空気をめっちゃ出してましたね」(プロ野球番記者)。それもそのはず、糸井はある取材手法に「再び怒っている」というのだ。

「確かに、球団はここしばらく低迷していたことと、関西では阪神タイガースの記事が優先されるため、バファローズの選手が活躍してもなかなか大きく扱われないんです。となると、報道陣もその日、活躍したり動きがあった選手だけ追っていれば、最低限の記事は成立する。そんなマスコミの姿勢を、糸井は近しい人物に『あまりにも低レベルすぎるやろ』と、ずっとあきれていたんです。現在、彼は関西に単身赴任中ということもあり、移動手段は関係者の車に頼っている。そんなこともあって、話せるタイミングはほかの選手以上にあるんです。それなのに、誰も行こうとしない。それは、チームが好調でも変わらなかった。今回、ケガをしたことで“原稿になる選手”になり、一斉に記者が集まった。このことで、本人は相当苦々しい思いをしているはず。裏返すと『俺の厳しい態度で目を覚ましてほしい』という思いがあってこそ。よく『記者は選手を育て、選手は記者を育てる』といいますが、チームだけ一流になっても仕方がないという考えがあるため、今回のような素っ気ない対応になったのでしょうね」(チーム関係者)

 バファローズの好調がどこまで維持できるかは、意外にもそれを取材するマスコミ関係者たちの対応にかかっているといっても過言ではない。

日刊サイゾー

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