「次の“ドン”は誰だ?」音事協“おっぱい訴訟”の裏で、芸能界の覇権争いが勃発中!?

日刊サイゾー / 2014年4月21日 9時0分

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 女優8人に訴えられた「週刊実話」(日本ジャーナル出版)の関係者から「これは単なる訴訟ではなく、芸能界の覇権争いだ」という声が聞かれる。

 同誌は昨年11月21日号にて<勝手に品評!! 芸能界妄想オッパイグランプリ>なる記事を掲載。女優たちの顔写真に妄想の乳房イラストをコラージュしたもので、有名人のバストを連想させる“妄想グラビア”だったが、これに取り上げられた前田敦子、綾瀬はるか、石原さとみ、深田恭子、優香、藤原紀香、篠原涼子、国生さゆりという、そうそうたる顔ぶれの女優8人がパブリシティ権を侵害されたとして、集団訴訟を起こした。損害賠償額は8,800万円。訴訟を主導したのは、一般社団法人日本音楽事業者協会(音事協)であり、同誌の芸能ライターは「会長の堀義貴氏(ホリプロ社長)の意向が背景にある」と話す。

「芸能界のドンといわれるバーニング社長の後押しで音事協の会長に就任した堀社長ですが、周辺では“次期ドン”にケイダッシュの川村龍夫会長の名が挙がっていて、この音事協の方針にも実際はケイダッシュの意向が強く反映されてきたといわれているんです。でも、最近は堀社長が勢力を強めていて、芸能記者たちにも強い力を発揮しているといわれています。今回の訴訟は、取り上げられたタレントにホリプロ所属が多かったこともあるんでしょうが、マスコミに存在感を示す意味もあったのでは」(同)

 前出のライターによると、4~5年前にはミリオン出版や竹書房、コアマガジンといったタレント写真の掲載が多い実話誌を発行する出版社に、ホリプロ周辺から厳重注意があったという。

「通常はそういう水面下での警告で済ませるものですが、今回は前交渉も注意もなく、いきなりドカンと大きな訴訟をやってきた。堀氏はもしかすると“新・芸能界のドン”という位置も意識して、こういう強い威力を示してきたんじゃないかと思うんです」(同)

 確かに今回、問題になった妄想グラビア的なものは「週刊実話」だけがやっていたことではない。各実話誌では伝統芸と呼ばれるほどよく見られるもので、「週刊大衆」(双葉社)では<人気芸能美女「絶対名器」ベスト20>や、「アサヒ芸能」(徳間書店)では<美女アナ20人「おっぱい四季報」>という企画があった。「週刊実話」の企画とは多少の差異はあれど、卑猥なイメージを連想させる点では同じだ。

 この点について音事協に「なぜ『週刊実話』の記事のみを訴えたのか」と聞いてみたが、期日までに返答はなかった。

 「週刊実話」の編集者は「この訴訟で女性タレント記事が減ったりすることはない」と言い切るが、この件が与える影響がどんなものか、判決も含めて注目しておきたい。
(文=ハイセーヤスダ)

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