「もはや正統派は食傷気味!?」小栗旬主演『BORDER』の大逆転で浮き彫りになった“刑事ドラマブームの終幕”

日刊サイゾー / 2014年5月2日 20時30分

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 小栗旬主演の刑事ドラマ『BORDER』(テレビ朝日系/木曜21時~)が、裏番組の大作刑事ドラマ『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)に、逆転勝利していたことが分かった。

「TBSとWOWOWが2クールにわたり共同制作する『MOZU』は、TBSが今期、最も期待を寄せていた連ドラ。ダブル主演を務める西島秀俊と香川照之のほか、真木よう子、生瀬勝久、伊藤淳史、池松壮亮、長谷川博己、染谷将太と、主役級の大物役者が名を連ねていることからも、その力を入れようは歴然。しかし、初回平均視聴率は13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、イマイチ。さらに、回を追うごとに数字は下がり、第4話でついに『BORDER』に抜かれてしまった」(芸能ライター)

 同日に放送を開始した『MOZU』と『BORDER』。『BORDER』の初回は9.7%と『MOZU』に敗北を喫したが、以降じわじわと数字が上昇。第4話で12.0%まで上がり、逆に10.3%まで落ち込んだ『MOZU』を逆転した。

「『MOZU』が本格ハードボイルドなのに対し、『BORDER』は主人公の刑事が、死者と対話しながら事件を追っていくという、突飛な設定。双方とも視聴者の評判はとてもよく、どちらを見ようかと未だに迷っている人も多いようだ」(同)

 どちらとは選び難いほど、「クオリティーが高い」と評判の両ドラマ。だが、ネット上では「ストレートな刑事ものは食傷気味なので、『BORDER』のほうを見てしまう」「正直、男臭い刑事ものに飽きてしまった」という感想が目につく。

「刑事ドラマだらけだった前クールに続き、今クールも『MOZU』、『BORDER』、『ビター・ブラッド』(フジテレビ系)、『ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~』(TBS系)、『TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部』(テレビ朝日系)、『刑事110キロ』(同)、『トクボウ 警察庁特殊防犯課』(日本テレビ系)と、民放の連ドラは刑事ものばかり。そんな状況で、奇妙な設定の『BORDER』は、視聴者の目にも新鮮に映るのでしょう。

 『相棒』シリーズの大ヒット以降、“視聴率が安定して取れる”として、これまで各局はこぞって刑事ドラマを制作してきた。しかし今クールでは、すでに“大コケ”といわれる作品も少なくない。さらに、今月26日に公開された『相棒』劇場版も、興収にこれまでの勢いがなく、危機的状況にあるといわれている。刑事ドラマが安泰だった時代も、そろそろ終わりなのかもしれない」(同)

 ついに、飽きられ始めた刑事ドラマ。『BORDER』は斬新な設定で、どこまで追い上げを見せるだろうか?

日刊サイゾー

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