ベッキーはなぜテレビから必要とされ続けるのか 『モニタリング』(5月15日放送分)のワイプ術を徹底検証!

日刊サイゾー / 2014年5月21日 19時0分

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毎回、1人の「バラエティタレント」にスポットを当て、地味ながらも優れた彼らの仕事ぶりを考察する連載。

 ベッキーの職業は「タレント」である。そう言い切ってしまっても異論はないだろう。確かに映画やドラマに出演することもあるし、別名義で音楽活動も行っているが、しかし「女優」や「歌手」という肩書はしっくりこない。やはり「タレント」なのだ、ベッキーは。「タレント」という言葉の定義は難しいが、ここでは仮に、どのポジションでもこなすことができ、かつ一定以上のプラスの効果を番組に与える存在、としよう。テレビにおける、ユーティリティプレイヤー。それが「タレント」である。

 「タレント」は、特殊なキャラクターや、目に見えて分かりやすい芸を持っているわけではない。むしろ、そういった余計な要素は「タレント」には邪魔であり、空気のようにテレビ番組のバランスを取りながら支える存在、それが「タレント」なのだ。そうである以上、常に代替可能な存在であることを余儀なくされるわけだが、そこには明らかな能力の差、優劣が存在する。ベッキーが、テレビにとって当たり前の存在となって長い。つまり、彼女は「タレント」という戦場で勝ち残り続けているのだ。では、なぜそれができているのか? ベッキーはなぜ、テレビから必要とされ続けているのだろうか?

 その秘密は、5月15日に放送された『ニンゲン観察バラエティ モニタリング 関東VS関西徹底比較2時間スペシャル』(TBS系)に隠されていた。

 と、『モニタリング』の話をする前に、ベッキーの現在のレギュラー番組を確認してみよう。週1のレギュラー出演番組は現在6本。『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)、『にじいろジーン』(関西テレビ)、『天才!志村どうぶつ園』『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。5月14日から20日までの1週間で放送された、このすべての番組を自分は視聴してみたのだが、そこで驚くべきことに気付いてしまった。これらすべての番組において、ベッキーはスタジオでVTRを受ける、いわゆるワイプ出演が主な役回りだったのだ(※注『世界の果てまでイッテQ!』は今回、イモトアヤコのエベレスト登頂断念特番だったため除外するが、基本的なレギュラーではスタジオでVTRを受けるのがベッキーの役回りである)。

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