「怖くて握手なんかできない」メンバーから悲鳴続出で、AKB48ビジネスモデル崩壊危機

日刊サイゾー / 2014年5月26日 13時0分

写真

 AKB48を襲った握手会での殺害未遂事件の影響で、姉妹グループのイベントも次々中止。今後、ファンに接するイベントの自粛が続く可能性があり、グループのビジネスモデルが崩壊する危機に瀕している。

 25日、岩手県滝沢市の会場で握手会のチケットを持って並んでいた男性が突如、ノコギリで川栄李奈、入山杏奈川栄のメンバー2人に襲いかかった。悲鳴の中、容疑者は取り押さえられたが、川栄と入山は頭と右手、男性スタッフは左手に切り傷を負ったとされる。

 握手会には、渡辺麻友や柏木由紀ら主要メンバーら47名が参加。約5,000人のファンが行列を作っていたが、イベントは即中止。同時間帯に名古屋で行われていたSKE48の握手会も途中で中止され、大阪NMB48劇場での公演ではファンとのハイタッチ会が中止となった。

 AKBのイベント運営関係者によると「警備員は十分な人数を確保していましたが、手荷物検査がないなどの不備もありましたし、今後同じような事件が起こらないという保証はない。しばらくファンと触れ合うようなイベントは開催できないという話も出ている」という。

 AKBの握手会でここまでの凶悪犯罪はこれが初めてだが、以前からトラブルは散見されていた。

「卑猥な発言をして嫌がるメンバーの表情を見て喜んだり、転んだふりをして胸を触るなどセクハラがあったり、ひどいのになると手に精液をつけて握手する者もいた。また、テレビのバラエティ番組やTwitterなどでの発言に意に沿わないものがあったと怒鳴ったり、過剰な思い入れを持つファンもいて、正直メンバーの間で握手会は“やりたくないイベント”となってしまっています」(同)

 そんな中、殺人未遂事件まで起こってしまったことで、メンバーから「怖くて握手なんかできない」という声が噴出しているという。

 ただ、この大所帯アイドルグループにとって握手会は重要なビジネスモデルでもある。イベントに参加する握手券は通常、CDを購入すると封入されている特典のひとつとなっており、同じCDを大量に買わせることで音楽チャートのランキングを上位に上げてきた。また“会いに行けるアイドル”という売りが、CDを大量買いする熱狂的なファンを生み出している。「もし握手会をやらなくなったら、CDセールスとファン熱を同時に失うことになる」と、スポーツ紙の芸能記者も話す。

「AKBグループの場合、ルックスや歌、ダンス、トークなどアイドルに必要なレベルは、ピンで活動できているほかのアイドルに比べて劣るところも多い。それをカバーしているのが“AKB商法”と呼ばれるビジネスモデルなので、今回の事件はその弱点を突かれたもの」(同)

 AKBグループの生命線となる商法を続けるため、関係者からは「透明プラスチック板の仕切りを作って小さな穴を開け、ファンに手だけ差し入れてもらうという安全策もある」という話も出ているようだが、いずれにせよ握手会などイベント自体に見直しがありそうだ。
(文=ハイセーヤスダ)

日刊サイゾー

トピックスRSS

ランキング