地元ヤカラとの戦い、難航する嫁探し……ケンコバと宮川大輔の“ほっこり”できない勝手気まま旅!!

日刊サイゾー / 2014年5月27日 16時0分

――震災では、「笑い」が難しい局面に立たされていました。

ケンコバ あの時初めて、笑いの葛藤を感じましたね。笑かしてええんかなっていう。でも行ってみたら、皆さん笑いを求めていた。僕はこの世界に入って初めて、ちゃんと人を笑かそうと思ったかもしれない。

――あれ? それまでは……

ケンコバ 正直、そんな気持ちはないんですよ、俺。笑ってくれたらいいなとは思ってますけど。

――自分が面白いと思うことをやって、結果お客さんが笑ってくれたらいいなという感じですか?

ケンコバ いやいや、もっと自分勝手ですね。刑務所入らへんようにという具合です。こうやって吐き出しとかな、俺はいろいろ溜めたらきっとよからぬことをしてしまう。常識人とよく言われるし、確かに常識を守るのが趣味です。夜中の信号を守っているのは、俺くらいですよ、歩行者で。誰も見てないところで正義を貫くのが趣味なんですよ。頭おかしいんでしょうね。お前らにできへんことやったるっていうとこがあるんでしょう。難しいのは夜中の信号守ることですよ。

――己との戦いですね。

ケンコバ だから、僕もちょっと求道者のところがあるのかもしれない。自分のそういうところも見つめ直した5年でした。

――では、インタビューもたけなわになって参りましたので、そろそろ5年間の「あんぎゃー」におけるインパクト大エピソードを教えていただけますでしょうか?

ケンコバ これは僕の中で「誰が呼んでん?」シリーズと呼んでいるんですけど、そうですね……あれは広島県での出来事です。僕と大輔さんと作家さんとよしもとの社員さんで打ち上げしてたんですけど、その時なぜか同じテーブルに両足血まみれの女の子がいて、一緒に飲んでたんです。後で振り返って、あれ誰やねん? と。謎中の謎なんですよ。両足血まみれの女の子を呼ぶわけないし、声かけるわけもないし。

――飲んでるときは、気が付かなかったんですか?

ケンコバ 僕らの会話を聞いてニコニコしてるだけだったので、別にジャマじゃなかったんですよ。これが話に入ってきたりしたら「おまえ誰やねん?」ってなったんでしょうけど。おまえ誰やねん、の機会すら与えてくれなかった。

――こわいな~こわいな~系ですね。

ケンコバ ホンマですよ。あとやっぱり山口県の抗争ですかね。今どきそんなタレントいませんよね、昭和やないねんから(笑)。

――事の発端はなんだったんですか?

ケンコバ それもね、日本の中央集権の闇を感じたんですけど、山口はメインの繁華街がほぼシャッタータウンなんですよ。タクシーの運転手さんに「一番栄えてるとこに連れてってください」ってお願いしたら「何言ってんのよ、ここは滅びゆく街だよ」って言うんです。やっと一軒ラーメン屋を見つけて、そこでとりあえず飲んでたんですよ。そしたら若いやつらがTwitterかなんかで広めたんでしょうね。まず暴走族みたいなのが入ってきた。「おぉやっぱりおった~。一緒に飲もうや」って。なんでおまえらと飲まなあかんねんってモメてたら、めちゃめちゃイカついラーメン屋の大将が「うるさいんじゃ、おまえら。ラーメン食ってる間は俺の客じゃ、出ていけ!」って、暴走族に包丁突き出したんです。大将にお礼を言って飲み直してたら、さらにその上の方がバーンって入ってきよった。ホステス30人くらい連れてきて「コイツらとツーショット撮れ!」と。おお! 武闘派の大将どうすんのかと思ったら、ラーメンの湯切りして聞こえへんフリしてた(笑)。

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