贈賄企業の名も今後明らかに? 周永康失脚で再び蒸し返される「島津製作所AV女優接待疑惑」

日刊サイゾー / 2014年8月2日 16時0分

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 中国共産党の前最高指導部メンバー、周永康が「重大な規律違反」によって身柄を拘束されたことを受け、親族ぐるみで不正に蓄財されたとみられる1.5兆円が当局によって押収された。今後、周氏への取り調べが進むにつれ、贈賄側企業の名前も明らかになってくると思われる。

 そんな中、にわかに蒸し返されているのが、当サイトでも2012年6月に報じた、「島津製作所AV女優接待疑惑」(記事参照)だ。

 当時、中国最大の石油企業・ペトロチャイナが進めていた、四川省での投資額380億元(約6,300億円)ともいわれる採掘プロジェクトに絡み、自社製品の受注契約を取り付けたい精密機器メーカーの島津製作所とその現地代理店は、発注に関する権限を持つ官僚ら数人を日本に招待。日本人AV女優を同席させた接待を行っていたというものだ。

 香港メディアのその後の報道によれば、この接待を受けた者の中に、周永康の息子である周濱が含まれていたという。さらに彼は昨年末、オーストラリアで水着姿のグラマラスな金髪女性たちと戯れる写真が流出し、信ぴょう性が高まった形だ。

 現段階では、この報道を裏付ける確証はない。しかし、広東省ブロック紙の社会部記者は、「周一派と付き合いのあった企業は、今ごろ戦々恐々としているはず」と話す。

「1.5兆円という不正蓄財の規模を見ると、周一派と付き合いがあった企業はすべてクロと見てもいいのでは。ペトロチャイナの石油採掘プロジェクトには外国企業も多く関わっているが、中国は目下、外資叩きを定期的にやっており、その名が明かされる日も近い」

 中国を激震させた大物幹部の失脚劇、日本にとってももはや対岸の火事ではないようだ。
(文=牧野源)

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