「課金が鬼畜すぎる」との声も……DeNAのアイドル生配信サイト『SHOWROOM』は、どうなる?

日刊サイゾー / 2014年10月13日 9時0分

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 DeNAが運営する、アイドル・タレントの生配信サイト「SHOWROOM」。ファンが送ったコメントをアイドルが読み上げるなど、コミュニケーションをとりながら生配信をするというサービスで、2013年11月にオープンし、今年の8月にはソニー・ミュージックとの業務提携を発表。これまで、乃木坂46やでんぱ組.incなどが出演し、アイドルファンの間では定着している。

「Ustream」や「ニコニコ生放送」に似ているが、大きな違いは「課金制度によるメリットが大きい」こと。1円~1万円までアイテムが用意されており、購入すると「自分のコメントがアイドルの目に留まりやすくなる」「上位者にはサイン入りのグッズがプレゼントされる」などのメリットがある。ところが、この課金制度を用いた、ある投票企画が「鬼畜すぎる」として、一部のアイドルファンの間でプチ炎上騒ぎとなっている。

 投票企画は、VAMPS主催のライブ「THE ROAD TO HALLOWEEN PARTY 2014」の出場権を懸けて行われたもの。投票で1位、2位になったアイドルが出演できるという条件をクリアするため、各アイドルのファンがデッドヒート。数十万円単位の課金が飛び交い、終了間際には上位3位が数分ごとに入れ替わるほどの盛り上がりとなった。

 この時点で、「順位発表の際に最終ポイント数が公表されない」などの仕様に不満を持つファンもいたが、最も問題視されたのは、順位発表後に、『2nd Round』として、追加の出演者を決定する第2弾の投票企画が開始されたことだ。『2nd Round』で1位になったグループが追加で出演できるというルールがあらためて発表されたため、、前回3位だったグループのファンが激怒。Twitterでは「株主になって意見する」というツイートまで見られた。

 今年2月にNMB48が出演した際は、渡辺美優紀らが生配信でアイテムのプレゼントをねだるさまが「えげつない」と話題になったことも。このように悪評も立ってしまったが、音楽業界関係者は「視聴者、アイドル双方にとって、メリットも小さくない」と語る。

「視聴自体にお金はかかりませんし、無料アイテムを用意した上でアイテム購入をチャージ制にして使いすぎを防ぐなど、ライト層でも楽しめる配慮はなされています。『サーバーの事情で視聴をはじかれることがないから、無課金ならニコ生よりいい』という声も聞きますね。またアイドル側も、Ust配信だとファンしか見ませんが、『SHOWROOM』ならトップページで番組が一覧できるため、他グループのファンが覗いてくれるというメリットがある。今回の件は確かに不親切であり、使い方によっては、“実際に触れ合えない握手券商法”のような、えげつないファンからの搾取が行われるかもしれませんが、まだ開始から1年たっていないので、今後改良されていくのでは」(同)

 12月には剛力彩芽の出演が予定され、メジャーなタレントの利用も加速していきそうな「SHOWROOM」。同サービスが幅広く認知され、多くのユーザーを獲得するためには、課金制度の制限や見直しが必要になるかもしれない。
(文=佐原圭吾)

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