嵐、AKB48に楽曲提供の作曲家が逮捕 音楽家の逮捕による「CD回収」の基準とは?

日刊サイゾー / 2014年11月8日 9時0分

 嵐やAKB48などに楽曲提供をしていた作曲家・大庭宏典容疑者が、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕されたことが報じられ、話題を集めている。報道によると大庭氏は3日、東京・中野区の自宅で息苦しさを訴えて病院に搬送され、「数日前に覚せい剤を使用した」と告白。尿検査も陽性で、調べに対して容疑を認めているという。

 大庭容疑者は「オオバコウスケ」名義で、AKB48「水夫は嵐に夢を見る」や嵐「STORY」の作曲を手がけている。また、Berryz工房「友達は友達なんだ!」、スマイレージ「スマイル音丼」で編曲を担当しており、ハロー!プロジェクトとも関わりがある。ネット上での反応を見ると、大庭容疑者が関わった楽曲について「もうライブでやらなくなるのかな」と残念がるコメントが多かった。

 CHAGE and ASKAのASKAが逮捕された際に、CDの回収騒ぎが物議を醸したことは記憶に新しい。また、小室哲哉や槇原敬之が逮捕された際にも、CDの発売・出荷の中止や回収が行われており、表舞台に立つアーティストが問題を起こすと作品の扱いも厳しくなるのが通例だが、今回のように作曲や作詞など楽曲制作に関わるクリエイターの場合はどうなるのか? 音楽業界関係者はこう話す。

「2009年に作詞家・園田凌士が覚せい剤取締法違反で逮捕された際は、園田が手がけた楽曲を削除するため、水樹奈々のニューアルバムが発売延期となりました。同曲はテレビアニメ『ロザリオとバンパイア』第1期の第1話と最終話でエンディングテーマに起用されており、ファンの間では人気もあった。このケースのようにタイアップがついていると、クライアントやファンへの影響力を鑑みて、なんらかの措置が取られますね」

 また、有名な楽曲であっても、スルーされるケースがあるという。

「今年9月に、浜崎あゆみ『SEASONS』やEvery Little Thing『Graceful World』などのリミックスを手がけた作曲家・渥美尚樹が危険ドラッグを吸引した状態で追突事故を起こして、逮捕されました。CD自体はすでに廃盤になっているモノも多いのですが、楽曲配信が継続されています。『リミックスだからOK』と判断したのでしょう。今回のケースだと、シングル曲は編曲で参加、提供楽曲はシングルのカップリングなど目立たないモノが多いのでセーフのはず。ライブで演奏するかについては、そもそも定番曲ではないですし、あえて選ぶことはないかも。ただ、忘れた頃に披露する可能性は十分あると思いますよ」(同)

 それぞれのグループのファンには衝撃的なニュースだったが、あの曲がお蔵入りになってしまう……と、悲観する必要はなさそうだ。
(文=澤田ミドリ)

日刊サイゾー

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