宮沢経産相の“SMバー問題”で、著名人の「SMバー離れ」が急速に進んでいる!?

日刊サイゾー / 2014年11月11日 19時0分

 宮沢洋一経済産業相の政治活動費がSMバーに使われていた問題で、とんだとばっちりを受けたのがSM愛好家の著名人たちだ。各地のSMバーからは「常連客の俳優から、しばらく行けないと連絡があった」「毎週月曜の深夜に来ていた有名実業家が、パッタリ来なくなった」とった話が次々に聞かれるのだ。

 原因は、マスコミが各地のSMバーに取材をかけたこと。10月下旬、宮沢経産相の問題が報じられるや、ネット上では「SMバー」が検索ワードの上位に。宮沢経産相の件は、2010年に地元の秘書が広島市内のSMバーを利用し、1万8,230円の支払いを「交際費」としていたというものだが、そもそもSMバーとはなんぞやと、各マスコミがSMバーに問い合わせをかけていたのだ。

 宮沢経産相の秘書が行ったとされるSMバーは、古い5階建てのビルの3階に見える赤いピンヒールのイラストの看板のある店で、下着姿の女性を縛るショーなどを見せるというもの。だが、取材攻勢はこの店だけにとどまらなかった。ある週刊誌の記者は、編集部から近い都内の8店に足を運んだという。

「ほかにも著名人が訪れているところがないか、できれば政治家絡みがいい、というデスクの指示。店側が客の情報を話すことはまずないんですが、狙ったのはその手のウワサに鋭い常連客。新宿のある店では、人気イケメン俳優と40代後半の女優の名前が聞けた」と同記者。

 また、関西系テレビ局が制作する情報番組では、宮沢経産相の件を報道する際のイメージ映像として、店内の撮影を大阪のSMバーと交渉。その際に仲介したのがSM雑誌のライターで、こちらは「政治関係者もよく来る」というウワサのある店を、あえてピックアップ。続報で別の政治家のSMバー通いが報じられた場合は、撮影した映像が手柄になるという算段だ。

 こうした話に怯えたのが、SM愛好家たち。SMバー通い自体は違法でも恥ずかしい話でもないが、ヘタに名前が出ればイメージダウンにつながったり、余計にプライベートな話が浮上するリスクもある。よって、一時的にSMバー通いをやめる者が続出。前出ライターによると、人気女優のM・A、料理タレントH・M、芸人コンビHのYなどが、すでに店から遠ざかっているという。

「民主党・菊田真紀子議員が『口にするのも汚らわしいところ』と、SMバー自体を中傷したことも影響を大きくした一因」(前出ライター)

 いずれにせよ、このタイミングで「●●もSMバーに通っている」などと名前を出されたくないというのが本音だろう。

 ただ、東京・池袋でSMバーを営む女王様の凛さんによれば「実は、それ以上に問題なのが違法なSMクラブ通い」だという。

「06年の風営法改正で、受付所やプレイルームの届け出が義務化して、物件所有者の承諾書までもが必要になったんです。それで認可されていない隠れSMクラブが増えて、中には表向きスナックのSMバーとして、店の奥ではSMクラブをやっているところもあるんです。今回の注目でそのあたりを調べられて摘発でもされたら、客のリストも流出。お客さんが警察の取り調べを受けることだってありますよ」(同)

 宮沢経産相の問題で頭が痛いのは、当のSM愛好家たちのようだ。
(文=ジャーナリスト・片岡亮)

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