FNS歌謡祭の出演者にポルノ、Perfumeら……フジも配慮する“アミューズの影響力”とは?

日刊サイゾー / 2014年11月15日 9時0分

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 フジテレビが12月3日に放送する『FNS歌謡祭』の出演アーティスト第1弾が発表された。南こうせつや谷村新司などのベテランから、aikoやJUJUといった実力派シンガー、アイドルではAKBグループやももいろクローバーZの名が並んでおり、ネット上では「どんなコラボレーションが見られるのか楽しみ」と期待する声が寄せられている。

 フジの音楽番組といえば、口パク禁止令を敷いていた“きくちP”こと、きくち伸プロデューサーが異動になったことで、『僕らの音楽』『新堂本兄弟』など長寿番組が終了したことも記憶に新しい。きくちPの不在により、同番組にも変化があるのだろうか? 音楽業界関係者はこう話す。

「きくちPが異動したのは、口パク禁止令によるアミューズとの確執が原因ともささやかれています。そのきくちPがいなくなって初の『FNS歌謡祭』ですが、出演者を見ると、ポルノグラフィティやPerfume、flumpoolなどアミューズ所属のアーティストが多く含まれています。いまやアミューズはバーニングに並ぶほど影響力を持つ事務所ですから、その勢いに対してフジが配慮したのでしょう。きくちPよりアミューズを選んだ……という一面もあるのでは」

 アミューズは10月末に、平成27年3月期の通期業績予想の上方修正を発表している。『るろうに剣心』など映像作品が当たったほかに、8~9月に実施したライブの動員、グッズ収入が計画を上回ったことも関係しているという。

 俳優部門でも佐藤健や吉高由里子など売れっ子を抱えているが、看板ミュージシャンであるサザンオールスターズをはじめ、ONE OK ROCK、WEAVER、Maydayなど勢いのある若手バンドも多く、「音楽業界への影響力も大きい」と前述の関係者は言う。

「3年前に比べて株価も約3倍に上昇していますが、これはPerfumeやBABYMETALの海外進出が成功していることが理由のひとつ。BABYMETALは先日ワールドツアーを終えたばかりで、ロンドンのファイナル公演では5,000人ものファンを集め、チケットを完売させました。日本でも来年1月、約3万7,000人を収容するさいたまスーパーアリーナ公演を控えており、人気は右肩上がり。Perfumeは国内人気も衰えず、現在は3年連続のワールドツアーを敢行中です。アイドルの垣根を超えるグループを育てた実績は大きく、業界への影響は今後ますます強まっていくでしょう」(同)

 俳優部門、ミュージシャン部門ともに向かうところ敵なし状態のアミューズ。「所属タレントのスキャンダルに敏感で、すぐにクレームが飛んでくる」(週刊誌デスク)との声も聞かれ、メディア対応がコワモテという面もあるようだ。ジャニーズのように、“アミューズ帝国”が築かれる日も近いのかもしれない。
(文=久保カズヨシ)

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