衆院選 民主党内で「菅直人の公認を取り消せ!」の大合唱が始まった!?

日刊サイゾー / 2014年11月27日 17時0分

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「民主党は、菅直人の公認を取り消せ~!」

 民主党は11月21日、衆院選の1次公認として選挙区候補157人を発表した。その中には、東京18区から公認候補として出馬する菅直人元首相の名前も入っていた。しかし、それを見た民主党関係者の一部から、冒頭の声が飛び出している。

 菅氏といえば、民主党が政権交代してわずか4カ月後、東京地検特捜部が政治資金規正法違反容疑で小沢一郎幹事長(当時)の秘書を務めた石川知裕衆議院議員(同)などを逮捕した途端“小沢氏排除”に動き、首相の座に就くと急に消費税増税を言いだし、参院選でねじれを生んだ。

 さらに、2011年3月の東日本大震災では、福島第1原発事故対応のまずさで、“戦後最悪の首相”と揶揄された御仁だ。しかも、翌12年の衆院選では、首相経験者が小選挙区から出馬しながら、比例重複の“保険”をかけ、小選挙区では負けたものの比例復活でバッジをつけた。

「菅さんの公認取り消しは最高の一手ですね。有権者に対して“民主党が変わった”と見せるためには、サプライズ候補を出すことより“サプライズ公認取り消し”がベストでしょう」

 こう語るのは、西日本選出の民主党議員の政策秘書。政権与党から転落して2年。いまだ政権期間の総括ができておらず、支持率も伸び悩んだままの民主党。逆転の一手を模索する中、菅氏公認取り消しは、死中に活を求める最善手だと語る。しかし、別の民主党関係者はこう嘆く。

「現実問題として、菅さんの公認取り消しは不可能です。では、最初から菅さんを公認しない方法があったかといえば、『首相経験者は全員非公認にする』くらいしか思い浮かばない。海江田万里代表だけでなく、現執行部にできる案件ではありませんでした」

 とはいえ、12月2日の公示まであとわずか。大義なき年の瀬選挙で有権者の関心は薄れ、最低投票率の更新もささやかれている。安倍晋三政権に対する「ノー」の1票の受け皿に、ぜひとも民主党の英断を期待したいものだ。
(文=朝霞唯夫)

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