『水曜日のダウンタウン』恣意的編集を“また”謝罪……テレビマンの傲慢体質は「もはや伝統芸!?」

日刊サイゾー / 2015年2月19日 17時0分

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 18日放送の検証バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の終盤で、過去に放送された企画「ブックオフの福袋買うヤツ どうかしてる説」について、恣意的な編集があったことを認め、謝罪した。

 先月28日放送の同企画では、ブックオフ・西宮建石店を張り込み取材。正月に販売した「コミック試し読み福袋」の購入者を直撃し、中身を見せてもらうという企画であった。

 取材中に売れた福袋は「1つのみ」と放送。その中身は、『もののけ姫』(徳間書店)や『勤しめ! 仁岡先生』(スクウェア・エニックス)、『NHKにようこそ!』(角川書店)、『カタリベのりすと』(講談社)、『BTOOOM!』(新潮社)と、ジブリ映画のコミック版や、アニメ化された人気漫画の1~3巻、計15冊が入っていたが、番組はテロップとナレーションで「マニアックな作品ばかり」と紹介。この購入者がこれらの漫画を一切読まないまま、翌日、売るために来店する姿も放送された。

 この放送の2日後、「BOOK-OFF 西宮建石店」を名乗るTwitterアカウントは、「お客様は購入した読み終えた3タイトルを売られたのです」「実際の撮影は2日間で、二日目には取材クルーの方の前で福袋も複数個売れていた(略)」と、編集上でのヤラセを暴露し、ネット上で話題となっていた。

 今回、番組は、「『買うヤツはどうかしてる』などの表現を繰り返し用いあたかも福袋の中身に価値がないかのような誤解を視聴者に与えてしまいました」「取材にあたって企画の意図を事前に説明しご理解を得る努力を怠り(略)関係者の皆様また、福袋を購入された方々に対しご迷惑をおかけしました」などとお詫び文を公開。複数個売れていたことを認識しながら「1つのみ」と伝えたか否かについては、触れなかった。

 『水曜日のダウンタウン』といえば、4日にも「放送内容は事実に反するものでした」とお詫び文を放送。同福袋企画において、東京・三鷹市の100円ショップ「得得屋」が販売した324円の福袋を「安けりゃなんでもよいというわけでもなく、1つも売れず」などと取り上げたが、実際は「取材を全くせず」に、承諾のないまま紹介していた。

 この問題について、ダウンタウンの松本人志が、8日放送のニュースバラエティ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)で言及。「スタッフ側は、こっちが500%悪いって言っていましたよ」「僕は、『若干事実とは違うけど、面白かったからまあ、ええわ』で済ませられるかどうかが基準かなと。(今回は)それを超えちゃってる。だから、アウト」と番組の落ち度を認めた上で、「ただこの番組は、最近の番組では唯一チャレンジしている番組。こういうことで、急に保守的になったら嫌やなあって、そこだけ心配してる」と胸の内を語った。

 なお、18日の放送では、歌ネタ芸人のどぶろっくが“ホワイトデー”をテーマにしたオリジナルソングを披露する企画や、篠原信一とジャイアント白田による柔道・大食い対決などが放送された。

「1度ならまだしも、謝罪が続いたことで、『またか……』と、過剰演出体質の印象を世間により与えてしまった。4日の時点で、ブックオフの件も明るみになっていたのですから、番組はまとめて謝罪したほうが賢明だったでしょう。今回の問題は、企画協力者の立場を考えない、配慮のなさがすべて。同時に、テレビマンがいまだに傲慢体質であることを、世間に知らしめた騒動といえます」(テレビ誌記者)

 挑戦的な企画にファンも多い『水曜日のダウンタウン』。今後、同様の騒ぎが起きなければいいが……。

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