調布墜落事故でマスコミが追及できない“セレブご用達クラブ”の闇「操縦を教えてもらえる」証言も

日刊サイゾー / 2015年8月4日 19時0分

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東京都調布市の民家に小型機が墜落し、3人が死亡した事故で、無許可で遊覧飛行を行っていた疑いのある飛行クラブに、多数のマスコミ関係者が入会していたことがわかった。関係者からは「テレビ局の大物プロデューサーの名前もあって、報道番組では、そこに触れないよう報道している」という話も聞かれる。

「人気アイドルグループのイベントを大々的に特番で仕掛けたプロデューサーがクラブの会員だったらしく、亡くなった機長の川村泰史さんは生前、その局の報道番組にも出演したり、アイドルグループのイベントにも招待されていた」

 こう話すのは、他でもない墜落した小型機の所有者である飛行クラブ「ベルハンドクラブ」の元会員M氏だ。同氏は週刊誌の元記者で、現在は投資コンサルタントをしているが、古い付き合いのテレビ関係者を通じて、2年ほど前までは、大型クルーザーでたびたび東京湾などを遊覧していたという。

「クルーズするときは、そのテレビ関係者が自分の知り合いを集めて、女性コンパニオンも入れて、8人か10人ぐらいで行ってました。ほとんどはそのとき初顔合わせの人で、テレビで顔を見たことがある放送作家やコメンテーターがいたこともあります。そのうちのひとりが例のテレビプロデューサーで、芝浦から出航したときに、ポートのすぐ近くのタワーマンションに住む彼が来たんです。彼は免許もないのに自分で船を操縦していて『俺は飛行機も操縦できる』と豪語していたんですよ」

 M氏は川村氏と面識はなかったが、そのテレビプロデューサーが川村氏の名前を出して「操縦を教えてもらえる」と言っていたと話す。

「船舶免許の場合、免許保持者がいれば条件次第で一部を同乗者が操船することもできますが、航空機はそうではないので、彼は『見つかったらアウトだ』と笑っていました」(M氏)

 その後、同じ会員を通じてテレビプロデューサーと川村氏の関係をウワサ程度に聞いたと言うが、そもそも今回の事故では、川村氏自身が、必要経費を所属会員が出し合う「クラブ運営方式」という形式を盾に、有償飛行事業にはあたらないとするグレーゾーンな無許可運営だったことが問題となっている。

「あのプロデューサーの話が事実なら、無許可で操縦させていたことになる。そのせいか、この運営クラブの実態については、メディアの報道が手ぬるい気がする」とM氏。

 実際、事故の直接的な原因については、滑走路の長さやエンジンの調子などさまざまな見方がメディアには出ているが、この小型機が乗客を乗せて運航していた背景につながるクラブの実態については、多くは報じられていない。

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