人民からも批判殺到! 中国のアイスクリーム店が、悪趣味すぎる「東條英機アイス」を提供中

日刊サイゾー / 2015年9月2日 22時0分

写真

 9月3日は中国の抗日戦勝記念日。それに合わせるかのように、8月末に上海の街角に貼られたアイスクリームチェーン「iceason(愛茜茜里)」のポスターが話題を呼んでいる。

 坊主頭に丸メガネをかけ、口ひげをたくわえた男の顔。色は白く、その下に棒が刺さっている。そこには「勿忘国歯」というタイトルの下に「みなさんで一緒に3Dで作った東條英機のアイスクリームを食べよう」と書かれている。

<画像はこちら>

 そう、これは東條英機の顔かたどったアイスクリームで、抗日戦勝記念日にこれを食べて国の恥を晴らそうと呼びかけているのである。「勿忘国歯」は、「勿忘国恥」(国の恥を忘れることなかれ=外国の侵略を受けた時の屈辱を忘れるな)という言葉にひっかけたもののようだ(中国語で歯と恥は同じ発音)。

 ポスターには、9月3日にiceasonの店で支付宝(アリペイ=ネット上のオンライン決済システム)を使って30元(約560円)以上の支払いをすると、“日本第一戦犯”の東條英機3Dアイスクリームをプレゼントすると書かれている。

 一部の人民の間では称賛の声が上がっているようだが、さすがに多くのネット民は、このキャンペーンに嫌悪感を示している。

「低俗でくだらない。こんなの1万本食ったって、戦争の悲惨な歴史は変わらないよ」
「このキャンペーンは限界線を超えちゃったね」
「これは蒋介石じゃないのか?」
「そら先生(蒼井そら)にすれば、もっと売れるのに」
「そもそも、なんで戦勝記念日なのに“国の恥を忘れるな”なんだ?」

 さすがにいつもは反日を叫ぶネット民でも、これはちょっとやり過ぎで悪趣味だと感じているようだ。

 ところがもう少し調べてみると、重慶にはさらに悪趣味なスイーツがあった。それが「鬼子来了」(鬼が来た=鬼子は日本人を示す侮蔑語)というドリアンとミルクを混ぜて使ったスイーツで、まるで小学生が作った粘土細工のような顔の形をしている。この5つの顔はそれぞれ東條英機、松井石根、土肥原賢二、板垣征四郎、岡村寧次といった旧日本軍の軍人の顔なのだという。これだけではない。この店にはさらに「原子弾」という名前のアイスクリームまである。

 もうここまでくると、悪趣味を通り越して、作った人やそれを喜んで食べている人の人間性を疑いたくなってくるシロモノだといえる。
(文=佐久間賢三)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング