「疑似本番をSEXと信じ込み……」中国で横行する“同性結婚詐欺”、元凶は性教育の不備だった!?

日刊サイゾー / 2015年12月8日 16時0分

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 同性婚の合法化の議論も活発化になりつつある中国だが、相手が同性とは知らずに婚約や結婚をしてしまう人もいるようだ。

 お見合いサイトを通じて知り合い、婚約していた相手が、半年後に男だったこと発覚し、話題となっている。

「京華時報」によれば、だまされた男性は北京在住の27歳。昨年8月にお見合いサイトを通じて、空軍で働いているという同い年の“女”と知り合った。3カ月後、2人は恋愛関係に発展し、女の妊娠をきっかけに婚約に至ったという。

 しかし、出産予定日も近づいてきた今年9月、女の世話をするために田舎から出てきた男性の母親が、不信感を抱いて真実が発覚。妻を装っていた男は詐欺罪で逮捕された。

 軍人というのもウソであったが、男は人を通じて偽の軍IDと身分証を入手。「軍人と名乗れば、多少男っぽくても疑われないと思った」と話している。

 さらに、俳優養成コースのある北京電影学院で自身の両親役を演じる男女をスカウトし、男性の家族とも顔合わせをさせるなどして、男性を信じ込ませていた。

 男は男性とは一度も性交渉がなく、自身の男性器について「生まれつきの肉腫」と話していたという。性交渉がないにもかかわらず、なぜ、男性は男の妊娠話を信じてしまったのだろうか……。
 
 ともかく、こうしてまんまと新妻を演じていた男は、男性から生活費や出産費用として15万元(約290万円)を巻き上げていたという。

「結婚した相手は、実は同性だった」という例は、ほかにもある。

「安徽商報」は今年5月、同省の工場で働く女性が、執拗に金銭を無心してくる夫を不審に思い、警察に問い合わせたところ、夫が女であることが判明。女に任せていた結婚届も、提出されていなかった。

 2人の“結婚生活”は、この時すでに3年目に入っていたというが、女性は「持病のために性生活が営めない」と話す女を疑うことはなかったという。

 結婚詐欺は日本でもよくある話だが、性別までウソという例はなかなかない。しかし「中国では、同性をターゲットにした結婚詐欺や恋愛詐欺は珍しい話ではない」と話すのは、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏だ。

「性別を証明する公的文書の偽造が容易なことも背景ですが、一番の原因は性教育の不備。相手の身体的特徴でも性別が判別できず、性別を偽りながらの疑似本番でも、性体験のない男女だと、それがセックスだと信じ込んでしまう人も多く、長年発覚しないという例も多い」

 この国の偽装体質は、もはや末期状態!?

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