「なんか、すごい幸せだなぁ」『そんなバカなマン』が見せる、バナナマンとバカリズムの“夢”の続き 

日刊サイゾー / 2015年12月8日 19時0分

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「ヒデ、初心忘れてるな?」

 バナナマン・設楽統は、バカリズムをそう問いただした。「ヒデ」とは、バカリズムの若い頃からの呼び名だ。

「初心取り戻しに“ホームステイ”行くか?」と切り出す設楽に、「いやいやいや! ホント、キツイ!」と、クールなイメージの強いバカリズムが珍しくうろたえた。

 バナナマンとバカリズムという、当代きってのお笑い芸人である3人は、実は売れない若手時代からの仲良し。“親友”と呼べるほどの間柄だ。そんな2組の冠番組が『そんなバカなマン』(フジテレビ系)である。

 一番の人気企画は、映画『パシフィック・リム』のパロディ「パシフィック・ヒム」。日村と女性タレントとの“デート”を設楽とバカリズムがモニタリングしながら、遠隔操作で日村を操縦するというもの。悪ふざけがどんどん加速していくドSの設楽とバカリズム、そしてその指示を見事にこなしてしまう稀代のプレーヤー日村の特性が見事に合致した、3人ならではの企画である。

 この企画を筆頭に、気心が知れているだけあって、番組は彼らの魅力と実力を最大限生かした企画を連発している。

「孤高の天才」などと呼ばれ、あまりイジられるイメージのないバカリズム。そんな彼を、番組では徹底的にイジる。それは、実はイジられ、追い込まれたときのバカリズムがチャーミングであることをよく知っているからだろう。

 バカリズムがそろそろ車が欲しいだろうと、勝手に決めつけて始まった「そんなバカな!? 車選び」では、とんでもない改造車を用意したり、アイドルグループ・アイドリング!!!と組んで放送していた『アイドリング!!!』(同)が終わってしまったことで傷心していると決めつけ、新たなタッグを組んでくれるアイドル探しをしたりと、バカリズムが嫌がりそうなツボを絶妙に突き、困惑するさまを見事に映し出している。

 その極めつきが、冒頭の「そんなバカなホームステイ」。バカリズムが初心を取り戻すため、夢を追い続ける“夢追い人(ステイドリーマー)”の元にホームステイをするというものだ。

 その夢追い人というのが、一筋縄ではいかない。YouTuberとして売れることを夢見る男・BUNZIN。『水曜日のダウンタウン』(TBS系)風に形容すれば、“下層YouTuber”である。とにかくこの男、プライドが高い。自分が「面白い」と信じて疑わないのだ。加えて、人をイラつかせる才能はピカイチだ。

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