マンUとリバプールのオファーを蹴ったインテル・長友佑都のもくろみとは?

日刊サイゾー / 2016年2月29日 21時0分

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 セリエAインテル所属、日本代表DF長友佑都の代理人が、英プレミアリーグのマンチェスターユナイテッドとリバプールからオファーがあったことを、クラブの公式サイトで明かした。しかし、当の長友本人はインテル残留を希望しており、これを断ったという。

 今、世界一のお金持ちリーグはプレミアリーグといわれている。インテルの選手の総年俸は、100億円そこそこだが、なんとリバプールは約250億円、マンチェスターユナイテッドに至っては400億円近いともいわれている。どういった内容でのオファーかまでは明かされていないが、今インテルで長友がもらっている4億の倍近くはもらえていたかもしれない。では、なぜ長友はこんな高額オファーを蹴ってしまったのだろうか?

「今のインテルが、全盛期ほどの財政力を持っていないのは間違いないです。そして、プレミアリーグの年俸事情が異常ともいえるインフレ状態にあるのも、誰の目にも明らか。では、なぜ長友がインテルにこだわるのか? それは、引退後のことを考えての行動だと思います。今、長友はインテルに在籍6年目、日本人にしてクラブ最古参の選手です。おそらくあと数年インテルでプレーして、フロント入りを狙っているんじゃないですかね? 地元でも愛されていますし、引退後もインテルにお世話になる可能性は十分にあると思います。全盛期を過ぎて、Jに戻るなり、中国やアメリカに移籍しても、インテルとしては“裏切り”とは捉えないでしょうけど、今の状態で他のビッグクラブに行くと、この先のインテルとの付き合いはどうしても難しくなってしまうでしょうから」(スポーツライター)

 インテルに長友が所属した時、日本のオールドファンに衝撃が走った。まさか、セリエAのビッグクラブに日本人選手が所属するなんて夢にも思わなかったからだ。それが今ではチーム最古参の重要なプレーヤーになり、フロント入りまでウワサされている。日本代表が少しうまくいかないからといってネガティブな感情になってしまっているファンは、日本サッカーの急成長ぶりをあらためて噛み締めてもよいのではないかと思う。
(文=沢野奈津夫)

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