“喫煙大国”韓国政府が強烈すぎる禁煙キャンペーン! すべての箱に「エグすぎ」写真掲載へ

日刊サイゾー / 2016年5月15日 19時0分

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 最近、世界各国ではタバコ抑制政策が行われている。来る5月20日からは、ヨーロッパ全域でタバコのパッケージの65%以上の面積を使った警告表示を入れる規定が実施されるそうだが、近年、お隣・韓国でも、政府が喫煙者に対してますます圧力をかけている。韓国メディアによると、政府は“喫煙との戦争を宣言”したという。

 韓国は現在、経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち、男性の喫煙率がギリシャに続き、2番目に高い。喫煙人口が最も多かったのは1998年で、その頃の喫煙率は、なんと66.3%に上っていた。

 2000年代に入ってからは健康志向が高まったこともあり、昨年はついに39.8%という史上最低数値を記録。とはいっても、まだまだOECD加盟国の平均である29%には程遠い。

 そんな状況を受けて始まった韓国政府のタバコ抑制政策は、昨年からより本格的になっている。それまで約2,500ウォン(約230円)だったタバコの平均価格を、約4,500ウォン(約420円)と大幅に値上げし、カフェや飲食店内の全面禁煙化を実施。禁煙区域もますます拡大され、路上での喫煙もかなり難しくなってきている。

 また、政府が制作した禁煙キャンペーンのCMでは、タバコを買う人のセリフが「喉頭がん1mgください」「肺がん1個ください」となどとされ、もはやただの危険性ではなく、「喫煙=死に至る」行為と強く警告するようになった。

 その効果もあってか、韓国の喫煙率は少しずつ下がっているわけだが、韓国政府としては今ひとつ物足りないようだ。

 というのも、韓国が掲げた目標は「2020年までに喫煙率20%台を達成」なのだ。今年の12月には、すべてのタバコのパッケージに“警告写真”を導入するという。

 政府が公開したこの写真がまた、いろいろと話題だ。喫煙で発症可能性が高いとされる肺がんをはじめ、口腔がん、喉頭がん、勃起不全(ED)などの患者の写真なのだが、これがかなりエグいのだ。いくらヘビースモーカーでも、この写真を見ると思わずタバコ購入を躊躇しそうなレベルである。しかも、モデルはすべて実在の韓国人。現在、この写真をパッケージの上部に入れるか下部に入れるかで絶賛論議中だ。

 このような政府の積極的な動きに、喫煙者や愛煙家団体からは不満が続出。「まるで喫煙が犯罪みたいな扱いだな」「だったら売るな! いっそのこと、法律で禁止しちゃえば、喫煙率0%だぜ」といった皮肉交じりの声が、ネットに寄せられている状況だ。

 OECD上位の喫煙率という汚名を晴らすために走りだした韓国。“喫煙との戦争”は、まだ始まったばかりのようだ。
(文=S-KOREA)

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