プロバスケット「Bリーグ」開幕戦で“お祭り騒ぎ”! フジテレビに、バスケへの愛はあったのか?

日刊サイゾー / 2016年9月26日 19時0分

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 分裂していた2リーグを統一し、「B.LEAGUE」(Bリーグ)をつくった川淵三郎初代チェアマンは試合前、「15%を狙う」と宣言していた。しかし、結果は5.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。「歴史的開幕」とうたい、フジテレビがゴールデンで勝負をかけたプロバスケットボール・Bリーグ開幕戦の視聴率だ。

 この数字は、いちバスケファンとして、いささかショックだった。NHK BSでも同時中継、さらにソフトバンクが運営する「スポナビライブ」でも無料配信されていたとはいえ、さすがにもう少し数字が取れると思っていた。

 だが、フジテレビのショックたるや、もっとすさまじいのではないだろうか? この2週間、さまざまな番組を横断して、バスケPR企画を実施。深夜帯では特別番組まで放送して、「プロバスケ開幕」を訴えていたからだ。

 まず、8日(木)の『VS嵐』にバスケ日本代表が出演。11日(日)深夜には開幕戦のスペシャルブースターを務める3名を起用した『広瀬アリス・すず・中村雅俊のバスケ愛 一生に一度の歴史的開幕戦』なる特番を放送。17日(土)は早朝から『新・週刊フジテレビ批評』に、Bリーグの大河正明チェアマンが出演。昼には『広瀬アリス&すずの「バスケ、キテるね!」』。18日(日)は初代チェアマン・川淵三郎デー。『ワイドナショー』『劇的スイッチ!』『スポーツLIFE HERO'S』へ、立て続けに出演。18日から21日の深夜帯には、4夜連続で『Bリーグ 元バスケ部美女トークドキュメンタリー』という名のガールズトーク。

 19日(月)には『ネプリーグ』と『SMAP×SMAP』で、またまた広瀬姉妹。また、深夜帯には『スポーツジャングル』で、大河チェアマンと五十嵐圭選手が出演。そして、19日から21日にはキスマイ・藤ヶ谷太輔、山本美月、元AKBの川栄李奈らを起用した3夜連続スペシャルドラマ『バスケも恋も、していたい』を放送した。

 これ以外にも、『めざましテレビ』『とくダネ!』『ユアタイム』といったニュース・情報番組に、広瀬姉妹や選手たちがコーナー出演。恐らく、ほかにもあったはずだ。

 さすがにこれは、節操がなさすぎやしないだろうか? むしろ、視聴者の見る気がうせやしないか、かえって心配になってしまったほどだ。
 
 気になったのは、その「量」だけではない。「質」の部分で、どうにもバスケへの愛情や情熱を感じられる企画が少なかったからだ(もちろん、愛ある企画もあったが、おざなりに「バスケ扱えばいいんでしょ」といったものも少なからずあった)。

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