デビュー18連勝! 将棋界期待の星“スーパー中学生”藤井聡太四段 強さは果たして本物なのか?

日刊サイゾー / 2017年5月19日 0時0分

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 いまや将棋ファンのみならず、国民的な関心の的になっている将棋界のニュースター・藤井聡太四段(14)。バラエティ番組で“ひふみん”の愛称でおなじみの加藤一二三九段の「14歳7カ月」という最年少棋士記録を62年ぶりに破り、14歳2カ月でプロ入りを果たした藤井四段が18日、大阪市内で行われた対局に勝って、プロ入り後の公式戦連勝記録を18に伸ばした。18連勝は、歴代の連勝記録の中でも7位タイ。羽生善治三冠と並ぶ数字だ。

 彼の強さは“本物”なのか? 企業の将棋部で活動する40代の男性は、こう語る。

「藤井四段は、プロ入り前から将棋ファンの間では有名な存在でした。トップクラスの実力を持つプロ棋士も参加した『詰将棋選手権』で、小学6年生の時に優勝。今年5月に行われた大会でも優勝し、3連覇を達成しています」

 同選手権で初優勝した際には、将棋界の最高峰である「A級」に所属する行方尚史八段や広瀬章人八段も出場する中、ただ一人満点を獲得した藤井少年。彼の18連勝という結果には、専門家も舌を巻く。将棋界に通じる週刊誌記者は言う。

「そもそも将棋という競技は、6割勝てば一流という世界。昨年度でいえば、渡辺明竜王の勝率がちょうど6割(0.600)、羽生善治三冠が0.551、14年まで名人だった森内俊之九段に至っては、0.353と大きく負け越しました。勢いや運だけで勝てる世界ではありません。彼が記録している18連勝は、デビュー後の連勝記録としてはもちろん過去最高です。しかも非公式戦とはいえ、AbemaTVの企画では羽生善治三冠、元名人の佐藤康光九段、タイトル戦の常連の深浦康市九段、次世代の将棋界を担う若手の新星・中村太地六段を撃破しました。これはもう“ホンモノ”というしかありません」

 連勝記録に注目が集まる中、将棋界でも彼への期待は膨らむばかりだという。

「ここ最近、将棋界の話題といえば、『スマホカンニング騒動』や『プロ棋士がコンピューターに敗戦』など、暗いニュースばかりでした。スマホカンニング騒動は結局『シロ』という裁定に終わりましたが、騒動の責任を取って元名人の谷川浩司会長が辞任。将棋ソフト対決では、現役名人がコンピューターに負けてしまい、優劣のめどがある程度ついてしまいました。そんな状況の中で登場した藤井四段は、将棋界にとってまさに救世主です。インタビューの受け答えなどを見ると、14歳とは思えぬ落ち着きぶりを発揮しており、大物の素質は十分。将棋界や将棋ファンは、羽生さんが全七冠を制覇した“羽生フィーバー”以来の盛り上がりを期待しています」(同)

 超新星の快進撃は、いつまで続くのか――。

日刊サイゾー

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