同人イベントで隣のサークルに挨拶したら笑われる? 趣味の集いも殺伐とした時代に……

日刊サイゾー / 2017年9月26日 22時0分

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 同人イベントで、隣のサークルに挨拶したら、けげんな顔をされた。そんな体験をめぐってTwitterなどで、さまざまな議論が繰り広げられている。

 議論の発端となっているのは、同人イベントで、設営時間中に隣のサークルに挨拶をしたら、けげんな顔をされるどころか、なぜか笑われたという体験を綴ったツイート。

 これに対して「自分も同じような体験をしたことがある」という実体験を語る人たちが登場しているのだ。

 同人イベントにサークル参加する場合、両隣のサークルに挨拶をするのは、誰に教わったわけでもないけれども半ば常識なのだが、実は、そう思っているのは限られた人々だけということのようなのだ。

 ある同人誌即売会スタッフによれば、ジャンルによって常識や慣例はさまざまだという。

「けっこう殺伐としているのは、男性向け18禁ではないでしょうか。売上を追っているサークルは、スタンドでポスターを掲示する時に周囲の迷惑を顧みずに、自分のところだけが目立つような設置をしたりしますよ」

 そんな売上重視ゆえの殺伐さに限らず、もともとサークル参加の場合には挨拶するという慣習を知らないという人も増えているという。

「かつては、一般参加にしてもサークル参加にしても、人に聞くとか、そうした情報が載っている雑誌、あとはカタログなんかを読んで、やっていいこと悪いことを学んでいたんだと思います。でも、最近は、そうした経験がなくてもネットで仕入れた知識だけで、同人誌を制作、サークル参加もできますからね」(同)

 とりわけ、一般からサークルまで参加者が同人イベントのマナーを学ぶ資料として機能してきたのが『コミックマーケットカタログ』の「まんがレポート」。ここでは、現在も人に喜ばれる行為やひんしゅくを買うケースが実体験に基づいて投稿されている。けれども、これすらも、すべてのコミケ参加者が読んでいるわけではない。

「もうネットで調べるだけで、カタログを読まない人も多いですしね……」(同)

 本来、ジャンルの相違はあれど同人イベントというのは、広くさまざまな同好の士が集う場のハズ。半日は一緒に過ごすわけだから、挨拶くらいしようよというのは、年寄りのたわ言なんだろうか?
(文=是枝了以)

日刊サイゾー

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