フジテレビ月9『絶対零度』視聴率2ケタ復帰も肝心の“ミハン”が無能すぎ!?

日刊サイゾー / 2018年7月24日 20時0分

写真

 フジテレビ月9には、まるで似合わないハードな刑事サスペンスが繰り広げられているドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』も第3話。視聴率は10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2ケタ復帰、初回超えと好調のようです。

 さて、このドラマは国民のあらゆる個人情報を網羅する巨大AI「未然犯罪捜査システム(通称“ミハン”)」が主に殺人を犯す可能性が高い危険人物を割り出し、その情報をもとにミハンチームが捜査を行うことで犯罪を未然に防ぐ、という設定の物語でした。その設定が第3話にして早くも曖昧になってきたあたりから、振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 

■もっとがんばれミハン!

 今回、ミハンが提示した人物は、若槻真帆(柴田杏花)という二十歳の女子大生。なんでも1年前に自殺未遂をして、それ以来、昏睡状態だそうです。昏睡状態なので、主に殺人を犯す可能性はゼロです。ゼロですが、真帆ちゃんのスマホから大学のテニサーのSNSに「復讐してやる」という脅迫メッセが入ったことと、同じスマホから大量の医療用ニトログリセリンが注文されていたことからピックアップされたようです。どうやら今回ミハンが彼女を割り出した根拠は、スマホの通信記録だけ。AIじゃなくてauでも割り出せそうな感じです。

 ともあれ、井沢警部補(沢村一樹)を中心としたミハンチームは、AIが「殺人を犯す可能性がゼロ」な人物を割り出したことを「システムエラーの可能性も?」とか軽く訝しがりつつ、真帆ちゃん周辺を洗い始めます。

 すると、謎の解明につながる重大な映像が出てきました。真帆ちゃんのスマホから注文されたという大量のニトロを、コンビニで受け取っている男が映った防犯カメラの映像が存在したのです。これは決定的! ミハンは日本中の防犯カメラの映像を持っていますので、この受け取り時間前後の周辺地域のカメラ映像を洗い出しつつ、大量のニトロをスマホで注文したというくらいだから、それなりの金額がオンライン上で動いているはずですし、何しろ国民のあらゆる個人情報を網羅するミハンですから、こんなアシの付きやすい方法でブツを受け取った人物を特定するのは、超カンタンなはず!

 と思ったら、ミハンは何もしません。結果、「男がパーカーのフードをかぶっていたので誰だかわからない」という結論をもって、謎は先延ばしにされました。テレ朝「木8」あたりの刑事だったら、この映像だけあればミハンなしでも身元を割りそうなものですが、このあたりが月9クオリティということなのでしょうか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング